1ヶ月半程前にレビューした「DX手裏剣合体シュリケンジン」についてのお話ですが、いくつか問題点を発見したので、放送開始一か月経過した今改めて向き合ってみたいと思います。

問題点その1「シュリケンジン単体で結構満足できてしまう」

戦隊の1号ロボというものはその年のメイン商品なわけで、当然面白そうな(売れそうな)アイデアが詰め込まれていたり、一番時間を掛けてデザインされているわけです。
そして、特に近年の戦隊ロボというものはその拡張性に比重が置かれていて、後続に発売される小型商品との連動を売りにして、そちらの購買意欲も湧くように意識して作られていると私は解釈しています。

当然ながらシュリケンジンもそのフォーマットに習い、換装メカとして「パオンマル」「UFOマル」というサポートメカが発売されていて、いつもの流れでは自分はそちらも自然と購入しているはずなのですが、今回は不思議と購入には至っていません。

ではシュリケンジン自体がダメなのか?というとそうでもなく。むしろ、パワーローダー的な合体で凄く新鮮で、数ある歴代1号ロボの中でもかなり好きな部類と言えるくらいです。
そこで結論付けると、現状自分は「シュリケンジン単体で結構満足できてしまっていて、パワーアップパーツの購入に至っていない」という事になるかと思います。

5体合体メカ、パワーローダーのような風貌、可動範囲の広さ、など良い点は挙げるとキリがない程ですが、別売りの換装メカを買わなくてもドラゴマルとの組み替え遊びが楽しめる点が特に満足度に拍車を掛けていると思えます。

TCGで例えるなら、昨年のトッキュウジャーのロボ・トッキュウオーはバニラモンスターばかりで構成されたベーシックデッキで、すぐにブースターパックを買って強化したくなるような商品といったところでしょうか。それに対して今年のシュリケンジンは、完成度の高い構築済みデッキのような印象で、ブースターパックを買わずともそこそこ遊べてしまうようなものといったところでしょうか。

私はあくまでユーザーなので販売するメーカー側の都合を考える必要はないのですが、メーカー的には1号ロボのプレイバリューをあまり高めにし過ぎると、今回のような現象が起こるから、年によっては1号ロボのプレイバリューをある程度に留めておくよう工夫にしているのかな?とも思えました。



問題点その2「内臓電池切れるの早過ぎィ!」

こちらは割とガチな問題点で、某大手通販サイトのレビューなどでも不満として挙げられています。ニンニンジャーのキーアイテムである「オトモ忍手裏剣」ですが、ボタン電池が内蔵されていて、その電力でサウンドが鳴る仕組みになっています。
ところが、最初からセットされている内蔵ボタン電池の切れるのが異常なまでに早いことが問題なのです。

私のシュリケンジンは、購入してからなんと3日程で音が鳴らなくなってしまいました。勿論、最初に付属しているものは「テスト用」と明記されているのですぐに鳴らなくなっても不思議ではないのですが、同じくボタン電池を搭載している玩具としてまだ記憶に新しい仮面ライダー鎧武の「ロックシード」があります。
こちらは昨年の6月頃に購入した記憶がありますが、まだちゃんと音は鳴ります。

恐らくこれは、シュリケンジンの合体時のサウンドギミックが関係していると思われます。シュリケンジンに手裏剣をセットすると、劇中と同じ「ワッショイ忍者」の音が鳴ります。これはスイッチがONになることで音声が流れる構造だと思われますが、合体させたままの状態では常にスイッチがONになっているものと思われます。つまり、電池が消費され続けているわけです。
私もシュリケンジンは合体させた状態で飾っていて、数日で鳴らなくなった記憶があるので、この仮説は正しいのではないかと思っています。

オトモ忍シュリケンに電源のON/OFFスイッチでもあればそこらへんのコントロールは効くと思うのですが、シュリケンの単価を少しでも下げようとしたのか、ロックシードのフォーマットをそのまま流用してしまった事が仇になったのではないかと思えてなりません。

問題1でも挙げた通り、ロボット玩具としてのデザインやギミックに関してはかなり良好なだけに、それを裏から支える構造に少し考えが足りなかったのが残念です。




さて、今回はシュリケンジンについてまとめましたが、そうこう言っている間にもう4月も中旬に向かいつつあります。そして4月の下旬には早くも2号ロボの「バイソンキング」の発売が決定しており、バイソンキングはシュリケンジンとスーパー合体が可能とのことなので、合体ロボスキーの私としてはそちらがとても楽しみです!

願わくば問題点その2に関してはメーカー側から改良が行われると嬉しいのですが。

正義の勇者その2
正義の勇者その2
間が空いてしまいましたが、MPスターセイバーのレビュー後篇です。

そもそも、私がスターセイバーを知る切っ掛けになったのがロボットマスターズ版スターセイバーなわけですが、そちらが写真1のもの。ちなみに、こちらはビクトリーレオと合体させた状態のビクトリーセイバーです。

約12cm程の小さなボディながら、小ロボ(セイバー)への分離、スターセイバー(ロボ)からジェットへの変形をこなし、更に2号ロボのビクトリーレオとの合体まで再現してしまうという優れものです。変形機構の都合で可動が若干狭いものの、そのプレイバリューは素晴らしく、数あるTF玩具の中でも特にお気に入りです(お蔭で遊び倒して、今ではもうボロボロですが 笑)

そんなロボットマスターズのスターセイバーから11年を経て、MPスターセイバーへと繋がるわけですが、MP版では前篇レビューでも書いた通り、省略されていた小型ロボ時のギミックなどが完全再現されているほかに、ロボットモード時のプロポーションなども向上し、全身の関節も増えています。

何よりも特筆すべきは、その圧倒的サイズです。我が家にあるマスターピースシリーズのロボを引っ張りだしてみました。普段はデラックスクラス~ヴォイジャークラスのTFを主に買う事が多い私にとっては昨年末に購入したMPウルトラマグナスも結構大きく感じましたが、今回のスターセイバーはなんとそれ以上のサイズなのです。

MPグレートエクスカイザーは定価で計算すると大体2万円くらいで、今回のスターセイバーも大体2万円くらい、とお値段的にはあまり変わらないはずなのですが、それでもここまでサイズ感に差があると、ボリューム的になんかお得ですね。(勿論、MPグレートエクスカイザー自体も細かいギミックや、複雑な変形で、大好きだけど)

惜しむべきというか、少し難点を挙げるならば、交換用の手首が無いので平手ポーズなどが無い事や、スターセイバーへの合体時のジョイントが硬いのでちょっと怖いことくらい。最も、前者に関しては私はあまり気にしない(そもそも手首交換自体あまりやらない)主義なので、特に問題ないかと。

最後に冒頭のロボットマスターズ版でのビクトリーレオとの合体の件でなんとなくわかるかと思いますが、当然ながらMPスターセイバーの足の裏側や、背中にも未使用のジョイントが存在しています!

2005年のMPキングエクスカイザー発売時にも、後々にドラゴンカイザー発売を匂わせるジョイントが存在していて当然のように発売されたので、今回も必ずやMPビクトリーレオを発売してくれると信じております。頼むぞタカラトミー!

掘り出し物

2015年3月26日 玩具
掘り出し物
掘り出し物
MPスターセイバーの続きを書こうかと思っていましたが、今日出掛けた先で偶然にも掘り出し物を見つけたので、今回はそちらを。

今回の掘り出し物は90年代に放送されていたエルドランシリーズ第3作「熱血最強ゴウザウラー」より熱血合体ゴウザウラー(旧トミー製)。

箱付のジャンク品でしたが、なんとお値段300円なり!安ッ!
一応パーツ揃っているか確認させて貰ったものの、どれが欠品なのかまではわからないので、値段の安さに押されて即決買いでした。家に帰ってから調べてみた限りでは、具体的な欠品は剣のみで、意外な事に他のパーツは全て揃っていました。

クリアパーツ部分も含めてジョイントの折れなども無く、シールが劣化して剥がれていたり、肩のシールが一部無かった程度で、箱付中古品としては比較的良い方だったかな。そもそも300円だし、十分安い。

さて、そんなゴウザウラーですが、実は自サイトのほうで一度食玩版をレビューさせて頂いております。
http://members3.jcom.home.ne.jp/masutexi/gosaurer.htm

カバヤの食玩版も300円ながらザウラージェットからゴウザウラーへの変形できる素晴らしいものでしたが、今回のゴウザウラーはDX玩具版なので3体の恐竜へと分離もできます。

ゴウザウラーへと合体するとサンダーブラキオの頭部や、ザウラージェットの先端が余剰になったりするのがちょっと残念ですが、エルドランシリーズは余剰パーツを出す代わりに合体システムが良く出来ていて、合体後もスタイルの破綻が無い事で有名なので、この辺りは仕方が無いのかなと。

…ところでゴウザウラーが手に入ったということは当然マグナザウラーとグランザウラーも欲しくなるのが人情というもの。ただ、ゴウザウラー系TOYはかなり入手が困難と聞くし、キングゴウザウラーになれるのはいつになるのやら。
でも、いつの日か合体させてみたいなぁ。

正義の勇者その1

2015年3月25日 玩具
正義の勇者その1
正義の勇者その1
正義の勇者その1
不定期玩具レビュー。今回は発売されたばかりのトランスフォーマーマスターピースシリーズよりスターセイバーを紹介。

スターセイバーは第5作「トランスフォーマーV」の総司令官です。私にとって初のロボットアニメだった「勇者エクスカイザー」の丁度前年に、同じ旧タカラから展開されていたシリーズということもあってデザインなどにかなり近い物があり、「勇者シリーズ0作目」なんて言われています(事実、OPの歌詞で正義の勇者スターセイバーと歌われていますし)。

そんなスターセイバーの存在を知ったのは今から10年程前で、「ロボットマスターズ」というトランスフォーマーの小型リメイク商品シリーズの中の一つとしてスターセイバーが発売され、原作を観ていないけどそのデザインのカッコ良さに思わず購入しました。

私にとっては10年振りのスターセイバーですが、まずはジェットモード(写真1)。サイズが非常に大きく、展開式のランディングギアなども完備されてます。リアル戦闘機モチーフではなく、あくまでSFジェットというのが後の勇者シリーズに通じるものがあって良いですね。

次にジェットの先端部が変形して「セイバー」に変形しますが、その胸部にコアとなる小型ロボのブレインを搭乗させることができます(写真3)。そのギミックが面白くて、ブレインをセットした状態でカバーを閉じると、連動してセイバーの顔がせり上がってくる、というもの。これは凄い。

このコアロボをセットするというギミックは「ロボットマスターズ」版のスターセイバーではオミットされていたので、DX版を持っていないわたしにとってはかなり面白いギミックでとても新鮮です。

つづく
テンカイナイト超造形改造
テンカイナイト超造形改造
テンカイナイト超造形改造
不定期玩具レビューです。
本当は他にも色々と紹介したいところなんですが、今回は特に手を加えたということでこちら、食玩の「テンカイナイトXモード超造形フィギュア」。

最初に言っておくと、実は自分はテンカイナイトは1話しか観たことありません。
ロボデザインが割とカッコいいとは思っていましたが、友人でアニメ観てる人が居るのでその話で聞いていたくらいだったのですが、今回は食玩ということでなんとなく購入。

事前情報によると1BOX10個入りの全5種類「ブラインド形式」とのことだったので、子供向けアニメの食玩のくせにエグイことするなーwと思いながらも、箱で購入して友人と分ければ良いかと思ってBOXで買ってみました。
で、開封してみたら普通に箱の上部に中身書いてあるのね…。誰だよ!ブラインド形式だとか言ってた奴!(俺もだが)

肝心の中身の出来ですが、造形自体は悪くない出来で、素で立たせても意外にカッコいい。ただ、申し訳程度に腕や、手首しか可動しない割に箱に「可動式フィギュア」と書かれても、ちょっとうーんと言ったところ。

…そんなわけで、ブレイヴンXに試しにプチ改造を施しました。思い切ってカッターでぶった切り&バイスで穴あけ、可動ジョイントを仕込んでみました。肩と膝に可動ジョイントを仕込んだので、立膝ポーズや腕を広げたポーズなどは可能になりました。

ジョイントのお蔭か微妙に全長が伸び、肩幅も広がって少しマッチョにも見えます。本当にデフォルトでこれくらい可動してくれたら満足度が段違いだっただろうになぁ(昔、コトブキヤから出ていたバーチャロンのフィギュアみたいな感じの)。
忍びなれども忍ばないロボ達
忍びなれども忍ばないロボ達
忍びなれども忍ばないロボ達
すっかりご無沙汰しておりました。今年1発目の不定期玩具レビューは先日発売されたばかりの最新作「手裏剣戦隊ニンニンジャー」の1号ロボDXシュリケンジンです。

シュリケンジャー自体が色々と開き直ってる作品なだけに、私も写真1枚目から意表を突いて歴代忍者戦隊ロボと並べてみます!「忍者戦隊カクレンジャー」の無敵将軍、「忍風戦隊ハリケンジャー」の旋風神、そして中央が今年のシュリケンジンです。

無敵将軍はみたまんま箱体型でお城モチーフ+ゴッドマーズのリメイク(多分)、旋風神は空(鷹)+陸(ライオン)+海(イルカ)というライブマンと同じモチーフとカラクリメカ、というデザインコンセプトだと思われますが、シュリケンジンは「神輿」+パワーローダーというなかなか面白い組み合わせです。和風デザインを用いながらも、今までの忍者ロボの中で一番ゴテゴテしていますね。

続いて分離マシン形態(写真2)。シノビマル(忍者)、ワンマル(犬)は良いとして、ドラゴマル(ドラゴン)、ダンプマル(ダンプ)、ビュンマル(リニアモーターカー)の3体はもはや忍者関係なし!しかも、なんだこの統一感の無さ!だがそれが良い!

何故なら、1号ロボの時点でここまでモチーフがフリーダムだと、後続メカのモチーフに縛りが生まれ辛く、より自由に設計できるからです!
というのも、昨年度の烈車戦隊トッキュウジャーのロボは(玩具展開に限っての話で)、序盤こそ列車デザインを上手くメカに取り込んでいたと思いましたが、後半になればなるほど「列車」というモチーフ自体にデザインの自由度が縛られてしまったように思えます。

色々なデザインで5体合体、というだけで終わらないのが今回のシュリケンジンの良い所で、ブルーのドラゴマルとコアを入れ替えることでシュリケンジンドラゴへと変形することもできます。この場合、ちゃんとシノビマルが代わりの腕になっているのが素晴らしいですね。
また、頭部になるオトモ忍手裏剣にはシュリケンジンの顔が描かれていますが、シュリケンジンドラゴではこの顔を畳むことでドラゴンの下顎になるのが成程!と感心しました。

デザインや合体ギミックだけでもかなり練られて作り込まれている印象ですが、更にシュリケンコア自体が音声ユニットを内蔵している為、仮面ライダー鎧武の「ロックシード」のように付け替えて遊べたり、DXキョウリュウジンのような賑やかな音声が楽しめる、まさに今までの戦隊ロボの良いとこ取りの玩具だと言えるでしょう。

纏まったデザインのロボが好きな人からは評価が分かれそうな気がしますが、ゴテゴテ合体大好き派の私としては、1号ロボの段階ではかなり好評価です。
今後の追加武装にも期待せずにはいられない、楽しみな1年になりそうです。

ニンニンジャー本編の放送を期待して待ちましょう!
遊戯王アーク・ファイブ タッグフォースSP
まさか今頃になってPSPの新作ソフトが、しかもダウンロード限定で発売するとは…ってな感じではありますが、TFシリーズファンとしては待ちに待った新作ということで早速ダウンロードしてみました。

タッグフォースと言えば、PSPを買う切っ掛けになった程のソフトで、TF1発売当時は綺麗なグラフィックや、フルボイスかつOCG完全再現のゲーム画面にメチャクチャ感動しましたっけ。その後毎年のようにお新作が出続けて、それのお蔭でアニメの遊戯王シリーズを視聴し続けてきたと言っても過言では無かったかもしれません。

それだけにここ数年はTFシリーズが発売されずに寂しかったですが、まさかここにきてPSPで新作とは思いませんでした。

ちなみにPSPといいつつ、うちのPSP(2000番台)はバッテリーの接触が微妙で、たまに電源が落ちる危険が高いのでVITAで遊んでます。どうせならいっそVITAで出してくれても良かったのに、きっと予算とか期間とか大人の事情が…。


なお、TFSPはTF6からセーブデータのコンバートが可能で、TF6でほぼ全カードをコンプしていた私としては、カード集めが楽でとても助かっております。

早速ながらリアルカードのほうでもカードを集めている「ジェムナイト」デッキを組んでみて、デッキ調整をしながらシナリオを進めていくかなー。
新年ゲーム初め in 2015
新年ゲーム初め in 2015
今年も新年早々にアナログゲームを遊ぶ機会がやってきたので、休日を一日満喫してきました。

池袋で先輩と待ち合わせして、更に先輩の知り合いと合流してから、カードショップに寄ってまずは遊戯王でデュエル。
それにしてもまさか、約10年振りに「ハーピィの羽箒」をデッキに入れて使う日が来ようとは思わなんだ…。昔やっていた頃のカードの大半は禁止カードに指定されて、もう2度と使う機会は無いだろうと思っていただけに、意外な形で復活して思わぬサプライズでした。カードショップでも、シングル価格が1000円オーバーで、持ってて良かったとしみじみ思いました。

その後、違うゲームを遊ぼうという流れになり、池袋イエサブへ移動することに。先輩が以前遊んだ事がある「キャット&チョコレート」というゲームが販売されていて、どんなゲームなのか話し合っていたら、店員さんが「貸し出しとしてお試しも出来ますが如何ですか?」と声を掛けてくれました。そもそもボードゲームの貸し出しなんてシステムあったんだ!ここのイエサブも、相当昔から利用していたけど知らなかった。


そんなわけでまずは「キャット&チョコレート ビジネス編」をプレイ。

ルールはとてもシンプルで「とある困った状況を提示されるので、手札を最大3枚まで使用して打開する」というもの。手札のカードには「ネクタイ」「お酒」「高級外車」としか書かれておらず、それからどのように打開するのかは自分の想像力を働かせて、プレゼンしないといけないわけです!
そして、プレゼンを終えて、他のプレイヤーにその内容が「アリ」か「無し」かをジャッジして貰う、というのがキモでした。

例として、今回遊んだ中で特に面白かったものを挙げると

状況:「息子が学校でイジメられているらしい」
使用カード「プロジェクター」「スマートフォン」
解決法のプレゼン → 息子のイジメの現場をスマートフォンでこっそり撮影。その後、大画面のプロジェクターを使用して全校生徒の前で公開し、加害者側を公開処刑してスッキリ!(ゲス顔)

一応2枚のカードは使用しているし、筋は通っているので「アリ」を頂きましたw 今回はビジネス編ということで最強カード「コネ」が大活躍していましが、店員さん曰く、幽霊屋敷編カードセットに封入されている「チェーンソー」は万能らしいw



続いて遊んだのは「カタンの開拓者」。これも以前遊んだ「カルカソンヌ」と同じく世界的に有名なボードゲームなので今更語るほどではないのかもしれませんが、そんな有名作品だからこそ是非、遊んでおきたかったわけです。

ルールは道や町を建設して、町1つにつき1点など点数が貰えて、10点を獲得したプレイヤーが勝利する、というものです。
その町や道を作るにも資源が必要で、その資源を得るにはボード上に自分の街を上手く配置していき、「動物」「稲」「鉱石」「土」「材木」などをバランスよく集めていかないといけないとい感じでした。

今回は最もベーシックなマップ構成で、ゲーム序盤で一番必要になるであろう「材木」がなかなか手に入らず、またルール自体も店員さんに教わりながらの手探り状態だった為か、まるまる1時間以上掛かってなんとかゲームが終了しました。
こちらに関してはまだチュートリアルの域を出ていないように思えるので、今後基本ルールを熟読したり、戦略を研究して、もっとちゃんと遊べるようになっていきたいですね。


「カタンの開拓者」は実際に遊んでみて、結構面白かったのでベーシックセットを買おうと思ったのですが、残念ながらイエサブでは現在在庫切れしている模様。せっかく色々とルール説明とかして貰えただけに、欲しかったカタンが買えず、特に何も購入せずに帰る事になってしまって、イエサブ店員さんには少々悪い事をしてしまったと若干反省気味です…。

学生の頃から利用させて貰ってるお店だし、ゲームの貸し出しレンタルができる事もわかったので、今後また立ち寄ってゲームのレンタルをしつつ、次は「カタン」などのボードゲームを購入したいなぁ、と思っています。
2014年アナログゲーム総括その2
昨日、記事を書く時間が足りなくなってしまったのでその続きです。
2014年に遊んだアナログゲームの中で最も面白かったもの…それは、

第1位「ゴキブリポーカー」

こちらも以前取り上げたものなので、詳細は
http://masutexi.diarynote.jp/201408182219115186/
↑をご覧ください。

このゴキブリポーカーは手軽に心理戦が楽しめるゲームと評判だったので、長時間遊べるボードゲームの前座的扱いで購入してみたものだったはずなのですが、気が付けば年間で最も遊ぶ頻度が高く、なおかつ楽しむことができたと思います。

その面白さに関しては折り紙付きで、私の主観だけに留まらず、学生時代の友人達と4人で遊んだ時は勿論好評で、職場の同僚達からも圧倒的な支持を得て、年末のゲーム同好会や、クリスマスのゲーム会などでもリクエストを頂く程でした。

では、何故ここまで面白かったのか。それは以下のように考えています。

1.ルールのシンプルさ
2.視覚的なわかりやすさ
3.慣れてくると意外に奥深い戦略が存在する

ルールのシンプルさは一番重要ですね。MTGを始め、世には数々のTCGが存在していますが、知らない人にいきなり説明しようとすると、どうしてもテキストや専門用語が出てきて難しくなってしまいがちです。どんなに教える側が簡略化したり、伝え方を工夫しても、限界はあります。

特に、TCGなどを全く知らない人にとっては、フェイズやターンなどのカードゲームの基本概念そのものが理解し辛いかと思います。私も趣味で自作ゲームを作ったりしているので、ゲームの奥深さを出す為に様々なアイデアを詰め込むたびに、ゲーム自体の難易度が上がり、複雑化していってしまうというジレンマに良く陥ります。

ゴキブリポーカーはテキストが全く書かれておらず、UNOやトランプなどに近い、パーティーゲーム的な部分が多いのが特徴的ですが、逆にそこが良かったのでしょう。貰いたくないカードに描かれた絵も「ゴキブリ」などの嫌なイメージを持つものばかりで、視覚的にどれも貰いたくない!と一発でわかります。

最後に戦略性ですが、「お互いに嘘をつきあう」というゲームシステムが、通常のパーティーゲームと異なり緊張感を高めたり、読み合いを深くさせていたと思います。大体のTCGに共通して言える事ですが、非公開のカード(リバースカードなり手札のインスタントカード辺り)で相手の読みの裏を掻くことが出来た時が最高に楽しい瞬間だと思います。

勿論、TCGのそれに勝るとは言えませんが、 「TCG経験が全くないゲーム初心者」と「複数のTCGを渡り遊んできたベテランゲーマー」が同じ土俵で、読み合い合戦を手軽にできる、と考えると凄い事ではないでしょうか。



さて、2015年も始まりましたが、今年もアナログゲームで遊ぶ機会はありそうです。早速いくつか新しいゲームに目星を付けて、挑戦してみたいと思っています。それでは今年も良きゲームライフを。
2014年アナログゲーム総括
2014年アナログゲーム総括
2014年は珍しい程にTVゲームを買わなかった年でした。まともに発売前から期待して購入したのは「スマブラ」「モンハン4G」「ポケモン」だけ。逆に2014年に良く遊んだのは非電源で複数人で遊べるアナログゲームでした。

今回はその中でも特に面白かったものを振り返っていきたいと思います。



第3位 「スマッシュアップ」
以前の日記でも取り上げましたが、予め構築された8種類のハーフデッキから2つを選んで混ぜ合わせて、ゲームを行うという簡易デッキ構築型ゲーム。

実際に遊んでみての感想なのですが、この「8種類のデッキから2種類を選んでブレンドする」というアイデア自体はかなり良く、時間が掛かってしまうドラフトなどの手間が短縮されてスムーズにゲームがスタートできました。

が、どうもその8種類のデッキのパワーバランスが上手く取れていないと感じられました。特に「魔法使い」がカードゲームにおけるドローや山札操作に特化していて、どの種族と組んでも強いという事態になりがちでした。

もう一つ問題点を挙げると、永続的に効果を及ぼすカードが多く残り過ぎて、場がゴチャゴチャし過ぎてしまうという点でしょうか。MTGや遊戯王で例えると、エンチャント(クリーチャー)や装備魔法カードが5個~6個も常に場にあるような状況です。攻めるにしても守るにしても、確認が多過ぎて疲れます。

問題点もあるものの、トレーディングカードゲームに限りなく近い戦略性と、ドラフトの毎回違うデッキが作れる即興性をうまい具合に取り入れたゲームだったと思いました。


第2位 「カルカソンヌ」
こちらはまだ記事として取り上げた事はないゲームですが、世界的に非常に有名なゲームなので今更取り上げるまでもないかもしれません。マップを繋ぎ合わせて、そこにコマを配置しておくことで、町などが完成した際にそのパネル分の点数が入手でき、その点数で順位を競う、というのが基本ルールです。

試しに友人宅で遊んでみた結果なのですが、こんな感じのマップになりました(写真2参照)。実はこのゲームは「いかに対戦相手の街作りを妨害するか」よりも、お互いに協調し合って得点を得ていくか、が重要になってくるのが面白いと思ったところでした。

例えば、A君B君が完成寸前の町があったとして、このゲームは後半になると駒が足りなくなりがちなので、A君がB君にこう持ちかけるわけです。「B君、この町を完成させれば俺と君、お互いに得点を得られて、駒も戻って来る。お互いの利益になると思うんだけどどうかな?」と。

通常のボードゲームでは妨害合戦や、心理の読み合いになりがちなだけに、お互いの利益の為に協力したりできるゲームシステムはかなり上手く作られていると感心しました。ゲームの雰囲気自体もほのぼのとしていて良い点でした。





最後、第1位は…「あのゲーム」でした。


つづく
黒鉄の巨人(その2)
黒鉄の巨人(その2)
黒鉄の巨人(その2)
日が空いてしまいましたが、クライナーロボの後半です。

まずはDXトッキュウオーと大きさを比較してしみると、同じくらいのサイズで、実に劇中と同じような構図で飾る事が出来ます。トッキュウオーが戦隊ロボの中でもかなりシンプルなデザインなのに対して、クライナーロボはこれでもか!と言わんばかりの凝ったデザインで、対比が面白いです。

続いてクライナー形態。撮影スペースの都合で全体像が写っていないのが申し訳ないのですが、列車形態では1.2を争う程の長さです。購入当初はかなり長いと思っていたディーゼルレッシャーも、今ではそこまで長くは感じなくなりましたね。感覚が麻痺してきたか。


最後にギミックに関して。なんと、クライナーの膝から下は取り外すことが可能で、ジョイント部分はDX列車合体シリーズと共通のジョイント採用しています。そんなわけで、DX仕様のレッシャーであればなんでも接続できてしまったりするので、今回は例としてデンオウレッシャー&カーキャリア&タンクを接続してみました。

当然ながら逆も可能で、トッキュウオーにクライナーロボの足を取り付けたりすることもできちゃうわけですね。

劇中ではまず再現されることはないかと思いますが、完全大人向けの商品ながら玩具ならではのギミックを搭載して、「トッキュウジャーのロボシリーズ」としての連動も図られている辺りが素晴らしいです。


デザインに惚れこんで購入したクライナーロボですが、こういった形で(これくらいのクオリティで)また敵のロボが立体化してくれるならば、内容次第でまた購入したいと思いました。


…唯一不満を言いたいのはノーマルクライナーロボ再現用のボーナスパーツが別売りの超合金トッキュウオーを買わないと手に入らなかった事か。1万3千円という高額な価格はマニア向け商品として仕方ないとは思いましたが、既に通常版DXトッキュウオーを持っている自分としては流石に超合金版まで欲しいとは思えなかった。
クリスマスサプライズ
毎年24日25日はクリスマスということで世間一般的には色々と盛り上がる季節なわけですが、そんなものとは無縁な自分は先輩主催で「クリスマスだけど男だけで集まってゲームでもやろうぜ!」の会をやってきました。

自分は毎回遊ぶゲームチョイス担当なのですが、今回選んだのはクリスマスらしいゲーム。

http://togetter.com/li/600442
ゲームデザイナーの中村誠さんが公開しているクリスマスにちなんだボードゲームの中から1つ選ばせて頂きました。「雨は夜更け過ぎに雪へと変わるだろう」というゲームw

名前からして出落ち感満載でしたが、遊んでみると意外に面白く、カードゲームというよりも推理ゲームとして盛り上がったかなぁという印象でした。年に1度のゲームとして遊ぶ分にはなかなか面白かったのではないかと思います。


*話は変わりますが、本日25日のお話。
仕事を終えて自宅に帰ると、何やら見たことのない自分宛ての小包が届いてました。

おっかしいなー?クライナーロボなら先日届いたのになぁ?と思いながら開けてみると、中身はなんと「ビルドバーニングガンダム クリアレッドver」!!!

そういやビルドファイターズトライの1話を観た感想を送ると抽選で当たるとか書かれていたから応募したんでしたっけ。自分で応募した事をすっかり忘れていただけに、クリスマスサプライズが届いてテンション上がりました!

黒鉄の巨人

2014年12月23日 玩具
黒鉄の巨人
黒鉄の巨人
黒鉄の巨人
ついに…ついに!ついに到着しました!「DX黒鉄変形シュバルツ専用クライナーロボ」!!8月下旬にプレミアムバンダイで予約が始まり、予約解禁日に即予約した程待ち焦がれておりました!

まずはパッケージ(写真1)。サイズ的にはDXトッキュウオーとほぼ同じサイズの、戦隊ロボとしては比較的コンパクトな箱です。
通販専売商品なので普通の玩具売り場に並ぶことを考慮しなくて良い分、玩具にありがちな派手な謳い文句や商品説明などは描かれていませんが、パッケージデザインは「まさに戦隊ロボ」というお約束のデザインです。「DX」の二文字も安心と信頼のブランドですね。


箱の中はクライナーロボ一式がブリスターに収納されています。トランスフォーマーやハイターゲット狙いの商品だとブリスターがよく使われていますが、戦隊ロボだとブリスター入りのものは珍しい気がします(私の記憶では、ハリケンジャーのDX天空神はブリスター入りだった気がしますが…)。

箱から取り出して、とりあえずクライナーロボ形態を撮影してみました。
うーん…このデザイン、素晴らしい。頭部の角や、腕のクロー部なんかは、普通の戦隊ロボだったら(対象年齢の玩具安全基準の影響で)もっと丸いデザインになってしまっているところですが、そこは通販専売商品なのか「対象年齢15歳以上」になっており、全身が非常にシャープな作りになっています。

全身の色分けなども非常に細かく、モールドもこれでもか!と言わんばかりに彫り込まれています。バンダイの歴代DX戦隊ロボを作り出してきた技術がすべて詰め込まれていると言っても過言ではない程です。

クライナー形態への変形や、トッキュウジャーのロボシリーズとの比較などは次回に続きます!
レガシードラゴンゾード(その2)
レガシードラゴンゾード(その2)
不定期玩具レビューの続きです。

レガシードラゴンゾード(以下ドラゴンシーザー)は、レガシーメガゾード(以下大獣神)と組み合わせて、2パターンの合体を再現することができます。

第1の合体が、戦隊初の組み換え変形方式を採用した、剛龍神(写真1)。大獣神がティラノサウルスを中心に5体合体しているのに対して、こちらはドラゴンシーザーを中心にして、サーベルタイガー、トリケラトプス、ジュウマンモスが合体している形態です。

武器のドラゴンアントラーはドラゴンシーザーの尻尾と胸のパーツを組み合わせたものに、専用のスタンドを取り付けて完成します。
ドラゴンアントラーは、旧DX版でもかなりの大きさで、数ある戦隊ロボの武器の中でも最大クラスのものでしたが、レガシー版では尻尾の巨大化にともない、とんでもない大きさになっています。


第2の合体が、大獣神にドラゴンシーザーをそのまま合体させた、獣帝大樹神(写真2)です。通常の戦隊ロボのフォーマットで言えば、1号ロボと2号ロボが合体して完成するスーパー合体ロボに相当します。

獣帝大獣神は劇中においての登場回数が極端に少なく、その理由がスーツの肩上部があまりにも重すぎた為だった、という話は比較的有名です。

なんと今回のレガシー版はそんなところまで再現(!?)しています。それもそのはず、大獣神の上に覆いかぶさるドラゴンシーザーの各部が金属パーツ化した為、その負荷が更に増すことになったのです。

大獣神もレガシー版では一部金属パーツを使用しているとは言え、足の接続ジョイントは普通のプラスチック製なので、特にそこに負荷が集中してしまう形になり、まともに立たせようとすると重力に負けて、少し前のめりな体制の獣帝大獣神になってしまう程です。


また、合体のジョイント自体もクリアランスがかなりシビアで、DX版のようにすんなり合体できないところがこのレガシードラゴンゾード唯一の難点と言えるかもしれません。
それでも、ギミック再現をしつつ、豪華な合金仕様のリメイクを出してくれた事自体が喜ばしい事ですから、ジュウレンジャー世代の方には是非お勧めです!



さて、ここまで書いて、ジュウレンジャーファンの方なら「あれ、キングブラキオンは無いの?」と思われるかもしれません。…実はあるんです。
どうやらレガシーシリーズ第3弾として「レガシータイタヌス」というものが、海外では発売されたようです。こちらも超合金仕様の豪華版のようですが、現段階ではごく一部のお店でしか輸入されておらず、非常に高価です。

もう少し値段が落ち着いたら、チャンスさえあればなんとかしてレガシータイタヌスも欲しいところです!来年辺りに入手できたら、改めてレビューするかもしれません。
レガシードラゴンゾード
レガシードラゴンゾード
レガシードラゴンゾード
不定期玩具レビューです。今回は過去の日記でも度々紹介してきた恐竜戦隊ジュウレンジャーの玩具「ドラゴンシーザー」…の海外のリメイク版です。

恐竜戦隊ジュウレンジャーの海外版パワーレンジャーの大獣神については過去の記事で取り上げていますので、そちらをご覧ください。
→ http://masutexi.diarynote.jp/201406110010275417/

ドラゴンシーザーの日本版関しても別の記事で取り上げましたので、そちらをご覧ください。
→ http://masutexi.diarynote.jp/201203301040206607/


このドラゴンシーザーは正確には海外のパワーレンジャーの初期アイテムのリメイク企画で「Legacy DRAGONZORD 」として今年発売されたものです。日本では発売されていませんが、私は通販で購入しました。

まず、日本の当時品ドラゴンシーザーと比較してみると、全身が完全新規で作り直されているのが一目瞭然だと思います。造形もシャープになり、プロポーションなども劇中のスーツに近い形になり、塗装が大幅に増えています。

そして画像ではわからないのですが、全身各部に金属パーツがふんだんに使用されています。レガシーメガゾード(大獣神)でも一部パーツがプラ製から金属パーツになっていましたが、今回のレガシードラゴンゾードは更に使用部分が増え、.肩の金色の部分、足全体、腰の銀色の部分、尻尾の一部、とかなりの量が金属パーツになっています。

お陰で、重量感が凄いことになっており、手で持つとひんやりしたあの「超合金」っぷりが堪能できますw


次に当時品と比較して大きく進化した点は手首パーツが独立しており、横に回転させることができるだけでなく、交換用手首パーツまで付属しています(写真2)
指を伸ばした状態の通常の手首でも十分雰囲気は出ていますが、指を曲げた手首に付け替えることで、より表情豊かなポーズが再現できます。

ちなみにポーズとは言っても、アクションフィギュアのような全身フル可動なわけではなく、可動範囲に関してはほぼ当時品と同じです。変形合体などのギミックがある以上、流石に全身可動は難しいですね。

胸のブレストラー部分は当時品と違い、電飾サウンドギミックが搭載されていません。


以前入手したレガシーメガゾード(大獣神)と並べてみると(写真3)、2体並んだ状態の対比が劇中スーツの差に近づいた印象です。

さて、このレガシーシリーズは当時品の玩具を元にして大人も満足しうるクオリティでのリメイク商品なわけですから、当然ながら当時品でも可能だった大獣神とドラゴンシーザーの合体も可能なわけです。

こちらに関しては次回掲載いたします。

つづく
仮面ライダー×仮面ライダー ドライブ&鎧武 MOVIE大戦フルスロットル
本日公開ですが、早速観てきました。

※以下ネタバレ感想になりますので注意!









【鎧武編】

 本編最終話で文字通り「神」になってしまったコウタさん。今回も冒頭から例のコスプレで登場。 新惑星でのバトルはCG使いまくりの空中戦を繰り広げてくれました。

本編からの登場はカイト、ミッチ、ニーサン、フォーレン、ザック、城の内。これはサブキャラにもワンチャンある!?と思いきや、ブラーボ、ナックルの変身は無し(´・ω・`)

逆にミッチとニーサンはほぼ主役扱いで、本編でのいがみ合いを乗り越えての「償い」と「兄弟共闘」という非常に燃えるシチュエーションでした。

最後のおいしいとこはやはりコウタさんが持っていくものの、呉島兄弟の扱いは良かったし、内容に関しては特に不満点は無し。唯一不満だったのは、個人的にお気に入りだったカチドキアームズが出てこなかったことぐらい?…ジンバーメロンは忘れてやれ。


【ドライブ編】

予想外に面白かったのがこちら。タイトルロゴの「ルパン」の文字が見事にルパン三世っぽいロゴだったり、追田警部が「ルパンだー!逮捕だー!」と叫ぶまんまとっつぁんな役回りで、スタッフも狙ってます。

今回は物語の主軸は「怪盗」ということで、盗む対象の品がシナリオのキーになるのかと思いきや、途中からドライブ自体(ベルトさん)の誕生秘話に話が及んでいき、本編ファン的にも楽しめるシナリオになりました。

トライドロンのカーチェイスパートは恐らくこの映画で一番予算を割いた場面ではないかと。CGに頼らず、車の空中落下から爆発まで録ったシーンは見所の一つですね。

一番印象的だったのは仮面ライダールパンの造形。黒赤基調で金縁なラインと、マスクついた男爵髭っぽいデザインが実に気に入りました。特に夜間のチェイサーとの戦闘シーンは非常にカッコ良くて、恐らくここ数年の敵役ライダーなどの中でもトップクラスの良デザインではないかと思いました。

最後の〆でルパン再登場を仄めかすような展開になっていて、ルパン自体も憎めないキャラクターとしての印象が強かったので、本編か今後の映画での再登場に期待してしまいます。

【ムービー大戦パート】

決戦パートですが、ドライブと鎧武チームが変身後の姿で出会う為、最初からシリアスな展開になるかと思いきや、変身後の姿でものんきにコントをかます2人に思わず苦笑してしまいました。

鎧武側は龍玄、斬月、バロンと3人も助っ人が居るのに、ドライブ側はまだ2号ライダーも登場していない状態なので、画的に寂しいから仕方なく(?)助太刀してくれたくれたチェイサーさんやハートさんの株急上昇。

劇場版限定フォームでトライドロンに乗り込もうとしたら、ゴテゴテし過ぎていて乗り込めず、通常フォームに戻ろうと話し合う鎧武とドライブの場面で吹きそうになりました。


総合してみると、不満点は少なく、アクションも良し、シナリオもそこそこの良作だったかと思います。
主役ライダー3人勢揃い+昭和7人ライダー登場のムービー大戦メガマックスに比べると豪華さでは劣るものの、純粋に鎧武とドライブに焦点を絞っている分コンパクトに纏まったかと思います。鎧武、ドライブのファンなら観て損無し。
参乗合体トランスフォーマーGO!ガム
参乗合体トランスフォーマーGO!ガム
寒い季節になってまいりました。うちの部屋は例年結構冷えるので、今年はついにコタツを購入しました!ぬくぬく温まりつつプラモが組める…うーんコタツって素晴らしい。

そんなわけで今回の食玩レビューは、先日発売されたトランスフォーマーガムの最新作。トランスフォーマーGOの食玩。

今までは所謂G1世代(90年代以前)のものばかりがラインナップされて、8弾まで続いてきたトランスフォーマーガムですが、今回ついに最新作からです。昨年の6月頃から発売された「GO」に登場する主役ロボのゴウケンザンに合体する侍チームの3体「ケンザン」「ガンオウ」「ジンブ」がラインナップされています。

勇者シリーズのようなヒロイックな配色やデザイン特徴で、当然私はタカラトミーから発売したDX版も購入済です。

DX版は3体合体で3パターンの合体が可能で、なおかつ単体でビークルに変形という遊びの幅が広い玩具なのですが、合体時のプロポーションやバランスに色々としわ寄せが行ってしまい、結果的に賛否両論になってしまいました。

今回はそんな参乗合体シリーズを300円の食玩にするにあたって、思い切って切り捨てるところは切り捨てています。
1つは「可動」。トランスフォーマーガム全般に言える事ですが、可動は本当に最小限に抑えて、ギミック再現を最優先しています。
2つ目は「変形機構の簡略化」。DXでは基本的に分解なしで合体できましたが、ガム版では一度パーツを分解して、もう一度合体させるようになりました。

雰囲気としてはブロック玩具に近い印象で、3体とも共通して胴体がコアになり、手と足をくっ付けるという構造になっています。


写真では例としてゴウガンオウに合体させていますが、DXでは足が細くてひょろそうな印象でしたが、ガム版ではパーツが太くなったお陰で、全体でのまとまりが良くなりました。

1~2週間前に出たばかりのブレイブガム3弾と比較してしまうと、パーツの細かさや、色分け、再現度などにかなり差があるように思えますが、トランスフォーマーガムとして観ると平均レベルといったところでしょうか。

恐らく、ブレイブガムに関してはカバヤ側も子供が買うことよりも大人が買う事を想定してるのに対して、今回のTFGOガムに関しては、最近の作品なので子供も買う事を念頭に置いた設計になったのではないかと思われます。

今回は侍チームだけラインナップでしたが、TFGOガム2弾とかで忍チームがラインナップされないもんでしょうか…。あ、でも、来年の戦隊って(ry
完成!カイザーキャリア
完成!カイザーキャリア
ついに完成!ブレイブガム3弾のマイトカイザーのカイザーキャリア!

基本素材は白プラ板で、先端のキャノピー部のみガンダムのコアファイターから拝借しました。開閉時の可動軸は真鍮線を使用。

本当はハッチは1つずつ開けられるようにしたかったのですが、構造が思い浮かばなかったので1つの大きなハッチに統合ということで省略。

マイトカイザーへの合体後などは、主にグレート合体で盛大に余った余剰パーツ(ジェイデッカーの胸部やエクスカイザーの頭部、ドラゴンカイザーの腕など)を収納しておける倉庫として運用可能だぞ
実は発売日に購入していたのですが、ブレイブガムの発売やら、私用と色々と被ってしまいあまり進めていませんでした。

GBA時代にはサファイアをプレイ済みなので今回はルビーにしてみたのですが、正直言ってしまうとサファイアってあまり自分の中では印象に残っていないんです。

自分は初代ポケモン直撃の世代なので、初代赤のリメイクのファイアレッドでポケモンに復帰して、そのまま流れでサファイアをプレイした、ってな感じであくまで第3世代時代にメインで遊んだのはファイアレッドなんですね。

そんなわけで、ある意味完全新作を遊んでいるような、所々覚えている場面に遭遇しては懐かしさを感じるような、不思議な感覚に陥ります。

ゲーム的には前作のXY自体が非常に完成度が高かったので、遊んでいて不安になる点などはあまりないのですが、問題はクリアした後のガチ対戦環境がどうなっているかかなぁ、と。

どうも調べてみると、XYと本作ORASは互換性こそあるものの、今作限定のメガストーンやら、アイテムが存在する仕様の影響で、ネット対戦では直接はマッチングされず、別ゲーム扱いとなっているようなんです。

今までのポケモンは世代が同じであれば対戦や交換などは自由に行えたのが定番だったので、今回のような6.5世代とでも言いましょうか、仕様を変更してでも微妙なverアップで少しでも新鮮さを与えようとしている辺り、開発側の意気込みを感じます。


…いや、正確に言うなら「意気込み」というよりも「焦り」から生まれた攻めの姿勢なのかもしれません。何せ今子供達にとっての話題の中心はポケモンではなく「妖怪」なのですから。
ブレイブガム第3弾(その3)
ブレイブガム第3弾(その3)
ブレイブガム第3弾(その3)
グレートマイトガインの改造に関しては既に書いたので、今回はマイトカイザー単体について。

子供の頃にDX玩具を買って貰ったり、劇中の活躍が印象的だったり、マイトカイザーにはかなり思い入れがあります。放送当時のカバヤガム版も所持しているので、今回はそちらと比較しながらのレビューになります。

まず当時品と比較すると、成形色の再現度がかなり良くなっているのが印象的です。当時品マイトカイザーは、恐らくほぼ同時発売のBIGマイトガインガムシリーズのマイトガインとマイトガンナーと同時に生産した都合なんでしょうか、青黒白の3色成形で、元のカラーリングとは似ても似つかないものだっただけに、今回は一目で分かるのが嬉しい限り。

単体マシン形態では大きな差はありませんが、当時品のカイザー1(ジェット機)は、マイトカイザーのウイングを取り付け可能というDX玩具にも無いオリジナルギミックがあります。今回のブレイブガムではそれは省略されている為、単体マシン状態だとウイングは余剰パーツになってしまいます。

マイトカイザーへと合体(写真2)すると、なんと当時品よりも可動範囲が増えています。足を左右に動かせる上に、わずかな角度ながら膝を曲げることも可能に。改造次第では更に曲げられそう?

ちなみに当時品は200円×4種類の800円、今回のブレイブガム3弾は約400円と、大体2倍くらいの価格差がありますが、サイズ的には3分の1くらいに忠実に縮小されているように思えます。原油高などの製造コストや物価自体の上昇もあるので一概に比較はできませんが、サイズは縮小、ギミックはほぼそのまま、整形色はより忠実に、可動範囲は増加、という素晴らしい進化を遂げていると言えますね。



*おまけ(写真3枚目)
当時品でも、今回のブレイブガムでも唯一再現できていない要素が、カイザーマシンを格納・輸送する為のコンテナ・カイザーキャリアです。こればかりは限られたプラスチックの中で再現しなければならない食玩の宿命として、再現できなくても仕方ない事なのですが、今回はマイトカイザーそのものの完成度の高さに感動したので思い切ってカイザーキャリアの自作に踏み切りました。

外装はプラ板で良いとして、問題は開閉ハッチをどうやって作るかだけど…

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