劇場版 宇宙戦隊キュウレンジャー/仮面ライダーエグゼイド 感想
友人と一緒に観てきました。

※ネタバレが含まれるので、未視聴の方でネタバレ感想が嫌な方はご注意を。





・宇宙戦隊キュウレンジャー ゲースインダベーの逆襲

予告やらデス〇ターっぽい物体やらから、どう見ても某SF大作映画の1作目を意識しているのかなと思いつつ観始めてみると、いきなりショウ指令の死亡シーンから始まるという高速展開。

尺の都合とは言え、物語が始まって中盤くらいにやるべき展開から唐突にスタートして、物語の鍵を集める展開に向かうのは流石に急過ぎるだろw まぁ、これでもシンケンジャー劇場版よりはマシだよなというのが友人との共通意見でした。

ただ、尺がシンケンジャーよりはあるとは言え、今回はキャラ数が2倍の12人ということで本編でも常々感じている1人1人の見せ場が薄ーーーくなってしまうのは仕方ないですね。

一番の見所は最後のケルべリオスの超巨大化がある意味戦隊史上最大スケール(物理)を更新した点だと思います。今までの最大規模が大神龍(ダイレンジャー)が500m?くらいだった事を考えると、今回は全長20000mぐらいになっていると思われるので、この先余程の事が無い限り抜かれることは無いでしょう(適当)。

あとは、話の展開はともかくゲースインダベーを演じるロンドンブーツ亮のアテレコの微妙っぷりが…。逆にレイザーラモンは全く違和感なく、お約束の「フォー」「セイでしょ!セイ!」と自分の持ちネタも折り込みつつ演じていて好感でした。


・仮面ライダーエグゼイド トゥルーエンディング
TV版の最終回後の話…という設定のようですが、本当にそうなるのかは仮面ライダー龍騎や剣という前例がある以上、鵜呑みにはできないといったところ。

台詞では全く触れられていないけど、檀政宗が登場しない事を考えると、しぶとく生き残るって展開は無さそう?あとは檀黎斗神や貴利矢さんも本編最終決戦で死亡したり、最終回でバグスター自体が完全消滅する、という展開になることも無さそう。

ストーリーに関しては正直、かなり良い方だったと思います。難病で助からないかもしれない子供の願望=VR世界という流れも合っていたし、父親が子供のために悪の手に染まる、という展開もありがちながら王道ですし。

…まぁ、そういう真面目な考察はともかく、今作エグゼイドで一番印象に残ったのは「雨のシーン多過ぎ」って点だったかかもw
話の展開が子供の病気に絡む点や、医者達の苦悩と向き合う点から、その心理描写の視覚的再現として雨が降るのは良い演出だとは思うのですが、とにかくその回数が多くて多くて

特にメインキャスト達は敵に負けては雨に打たれ、子供の病気と向き合って雨に打たれ、まるで滝修行僧。貴利矢さんに至ってはVR空間から現実空間に戻ったら土砂降りの雨の中で寝転がっていて、風邪引きそうなんじゃないかと心配になる程でしたw

*あとは今回新登場のビルドについて。アクション面とかはともかく、主人公のアテレコや活舌に関しては問題無さそうで一安心。フォームチェンジもガンプラのランナーの整形みたいで面白かったし、平成ライダーもいよいよ終わるんだから、そろそろ仮面ライダーWのようなシンプル・カッコいい路線に立ち返ってみても良いんじゃないかな?
友よ、君たちは何故悪魔に魂を売ったのか
友よ、君たちは何故悪魔に魂を売ったのか
Amazonプライムでライブマンを観終わったので感想を書いておきます。

まず序盤である1話~29話くらいまでをざっくり見ると、3人スタート戦隊ながら1話1話が非常にバラエティに富んだ内容で楽しむことができました。

特に気に入った回は14話「ナベ男勇介の叫び」。一見ギャグ回のようなタイトルですが、今まで勇敢に戦ってきたレッドファルコン・天宮勇介が守るべき人々から石を投げつけられ「俺は本当に戦ってきた意味があったのか?」と自問自答する場面などが印象的でした。

29話からの新展開もまた面白く、現在の戦隊では定番の「追加戦士の登場」「2号ロボの登場」を劇的に描いていたと思います。ちなみにこのライブマンの段階では(商業的にも物語的にも)2号ロボを出す為の必然性として追加戦士が登場したような印象で、現在とは意味合いがやや違うのも興味深いですね(最近の戦隊では6人目の戦士登場、2号ロボの登場、は切り離されて別のイベントとして成立していることが主流)。

そして終盤の怒涛の展開は素晴らしく、やや唐突に登場したように思えたギルドスとブッチーのまさかの正体と存在理由、大教授ビアスの真の目的、最後まで分かり合うことができなかったケンプとマゼンダ、というまさに初期からの設定などをしっかり踏まえた上での物語の畳み方だったと納得しました。

特にガードノイド・ガッシュの忠義心には敵ながら天晴と言わざる負えないでしょう。ジェットマンのグレイもそうでしたが日下さんの渋いお声と、寡黙なキャラが非常に噛み合っていました。ここまで寡黙で忠臣な悪役はなかなか居ないと思います。


ライブマン本編を観終わった後は、ゴーカイジャー30話「友の魂だけでも」を再視聴。以前、ゴーカイジャーを観た時とはまた違った視点で見ることができて、イエローライオン・大原丈の台詞「せめて友の魂だけでも救ってやりたいんだ」と、西村氏の熱演に思わず目頭が熱くなりました。

ライブマンは来年、スーパーミニプラシリーズで何やら新しい玩具展開をするらしいので、そういう意味でも色々と楽しみですね。更にカッコ良くなったスーパーライブロボとか観てみたいです。

これでええんや

2016年8月11日 特撮
これでええんや
画像の子供のコメントを観てなんとなくほっこり。
子供の目には政治家達のの難しい話よりも、ビル倒壊の特撮描写よりも、怪獣が火を噴いて暴れ回る姿が力強く、カッコ良く映ったなら、それでええんや。

きっと20数年前の自分もこうだったんだろうなー、とふと思ったり。
ファイブマンから救急戦隊ゴーゴーファイブまで戦隊を観続けた自分も、一度はタイムレンジャーで卒業しちゃって、「戦隊なんて観る歳じゃないよなー」とか思っていたら、デカレンジャーでまた戻ってきて、それからもう十数年も経つんだなぁ。



*ところで、今年は戦隊・ライダーに加えてウルトラマンも平常運転で、日本ゴジラも復活、深夜枠にはアマゾンズと牙狼も進行中、と特撮黄金時代なんだなぁとしみじみ思います。

ある程度のブームが過ぎ去ると時代は繰り返すと言うし、案外数年後には時代劇が復権して、時代劇ブームになっていたり、熱血合体ロボが再び日の目を見る時代が巡ってくるんじゃないかと楽観できる・・・かも?
手裏剣戦隊ニンニンジャーvsトッキュウジャー
平日休みで暇だったので今更ながら観てきました。
以下、多少ネタバレ含む感想。



*今回の感想を一言で表すと平常運行かな、と。

戦隊vsシリーズはほぼ全シリーズ観ていて、それこそ劇場化される前のオーレvsカクレンから観てるくらい好きですが、やはりその中でも特に面白かったのが「シンケンジャーvsゴーオンジャー」です。

「キョウリュウジャーvsゴーバスターズ」とか「199ヒーロー」とか「vs宇宙刑事ギャバン」も言わずもがな名作でしたが、こちらは「1代前の先輩との共演」という概念をぶち破ってしまっているので、本来の意味でのvsシリーズという意味では昨年や今年のものが本来の姿かなと思っています。


そんなわけで、今年は純粋にニンニンジャーvsトッキュウジャーに絞った映画となったのですが良かった点を挙げると

・風花&トカッチの結婚式にやや怒り気味のミオが乱入
・けん玉探偵復活
・南海キャンディーズ山里の演技が良かった(おちゃらけているようでやってる事が残忍)
・アキラのハーモニカ吹きながらのお約束の登場
・ニンニンメンツのギャグな雰囲気と、トッキュウメンツののほほんな雰囲気は合っていたと思う
・覇王シュリケンジンのシュリケンジンに代わってトッキュウオーが搭乗


と色々と挙げられるわけですが、逆にちょっと物足りない点も見受けられました。

・サプライズが無い(特別ゲスト枠みたいなものが無いのは残念)
・関根勤や闇の皇帝ゼットなどトッキュウ側のゲストがほとんど居ない
・復活シャドーライン幹部の扱いがあまり面白く無い
・ハイパートッキュウ1号やダイカイテンキャノンなど未使用武装も多く、そもそもトッキュウジャーの売りだった乗り換えチェンジすら未使用。折角沢山小道具があるだろうに、尺の都合とは言えかなり残念。

2年前のキョウリュウジャーvsゴーバスターズがメインキャラ達に加えてゲスト人数が多かったり、昨年のトッキュウvsキョウリュウでもスピリットレンジャーは全員集合したりと顔ぶれの豪華さは感じられましたが、今年のは露骨に減っているように思えてしまいます。

今年はヒーローメモリアルイヤーで「ライダー45周年」「戦隊40作品」記念で、第1弾として「仮面ライダー1号」の公開が決定していますが、第2弾が戦隊枠で199ヒーロー以来となるオール戦隊集合物をやってくれるのではないか?その為に今回のvsシリーズは予算を節約しているんじゃないか?などと嫌な妄想をしつつ今年の戦隊の展開に期待したいと思います。
4作品一気視聴・勝手に秋の特撮祭 その2
4作品一気視聴・勝手に秋の特撮祭 その2
前回の続きで、一気に観た特撮4作品の感想です。

3作品目「仮面ライダー4号」
3号を観た流れで4号も、と思って借りましたが、正直「仮面ライダー3号」自体が全然面白く無かったので、全く期待せずに観る事になってしまいました。
すると、アレ?意外に面白い。
「龍騎とはまた違った形でタイムリープを繰り返す短編」といった内容で、低予算なのがバレバレだったり、映像の流用が多かったりするのは目を瞑るとして、話の展開自体は普通で安心しました。

やはりスーパーヒーロー大戦みたいに複数のキャラを同時に動かしていく手法だと、一々わざとらしく見せ場を作らなくてはならず、観ている側としてもその見せ場の連続で退屈になってしまうという事が弱点なのでしょう。
今回は逆にドライブ、マッハ、555、ゼロノスの4人にメインキャラを絞っているので、とても観やすくなっています。

意外だったのは最終話の第3話。マッハの死亡を中心に動いていたはずの物語が一気に変わって、急に555本編の話と絡みだしたのが驚きました。555本編は今年になって全話観たばかりだったので、個人的にはかなり良いタイミングでした。

評価:70点/100点満点


4作品目「仮面ライダー鎧武外伝 斬月/バロン」
既に外伝2弾も決定している鎧武。こうして外伝の続編が作られる辺り、賛否両論あるものの意外に人気は高いのかな?(個人的には鎧武はかなり好きなほうなので良い事ですが)。

鎧武本編はもう話を続けられない程に完結してしまっているので、過去の話ということで作られた本作ですが、各キャラの終着をしっているだけに逆に安心して外伝ストーリーを楽しむことができました。

斬月編は幼き日のニーサンの恋話(?)といった雰囲気なものの、後半はシリアスな展開が続き、呉島貴虎がユグドラシルを本格的に立ち上げていくまでの過程が描かれていました。内容的には悪く言えば割と平凡、良く言えば古き良きヒーローの葛藤、のような印象ですね。

問題はバロン編。特撮では良くある「同じ俳優による1人2役のそっくりさんネタ」をまさかVシネでやろうとは。しかも駆紋戒斗役の小林豊さん演じる、もう一人のそっくりさんシャプールが性格が180度違う、アホの子。
そんな2人が入れ替わったもんだから大参事

満面の笑みでチームバロンやコウタさんとダンスを踊ったり、飛び跳ねて大はしゃぎする戒斗(実際にはシャプール)というとんでもない話が展開され、本編視聴者を全力で笑わせにきてました。

残りの話の展開とかはもう置いといて、満面の笑みで踊る戒斗という完全キャラ崩壊の画を撮っただけで十分ファンサービスになっていると確信しましたw

評価:斬月編60点、バロン編80点/100点満点
4作品一気視聴・勝手に秋の特撮祭
4作品一気視聴・勝手に秋の特撮祭
ついに待ちに待った「特捜戦隊デカレンジャー10years after」が発売&レンタル開始されたので最近TUTAYAに何度も足を運んでいたのですが、3回目くらいにしてようやく借りることができました!

ついでに4作品借りるとまとめて安くなるサービスがあったので、特撮4作品をまとめて一気に観ることにしました。

まず1作品目。大本命「特捜戦隊デカレンジャー 10years after」

冒頭からもう懐かしさ前回で、BGMから雰囲気までまさにデカレンジャー完全復活といった感じでした。ゴーカイジャーやアキバレンジャーへのゲスト出演など、活躍を見かける事こそ多かったものの、ここまで完全に復活したデカレンジャーはまさに今作だけでしょう。

6人のデカレンジャー達のキャラもほとんど変わらず、小道具なども含めてマーフィーK9、デカワッパー、輸送船、デカベース、パトストライカー、なども総出演といった感じでした。

作品には直接関係ない細かい演出面でも、ささきいさおさんボイスの宇宙人の捨て台詞が「さらば地球よ」だったり、新しくデカレンジャーに加入したメンバーが「ネオデカレッド」だったり、と色々とニヤリとさせるものが多かったです。

ストーリー面では最初は「ボスが殺人なんてするわけないじゃん!」って展開からまぁ、お約束の展開を迎えつつもしっかりと笑顔のエンディングを迎える辺りが脚本の良さとスタッフ・キャストさんの作品への愛情を感じられてとても良かったです。

個人的にはちゃんとロボ戦があったのも嬉しいサプライズで、流石にロボのコクピット内部のセットは解体されてしまっているのか過去の映像の流用でしたが、デカレンジャーロボの戦闘を行う場面はちゃんとスーツで新録しているみたいですね。もう10年も昔のCGですが、横っ跳びしながら銃を撃つデカレンジャーロボのカッコ良さは色褪せませんね。

(評価:95点/100点満点)


次2作品目「スーパーヒーロー大戦GP・仮面ライダー3号」

冒頭こそ倉田てつをさん演じる仮面ライダーBlackの勇姿を拝むことができておぉ!と盛り上がるものの、その後の展開のまぁつまらないこと…。

せっかく歴代ライダー作品のオリジナル俳優さんが登場してくれているのに、敵としての登場だったり、裏切りの連続で全然楽しめない…。特に仮面ライダー剣勢はかなり好きなだけに、ほぼ敵として登場した印象ばかり残って、味方として活躍していないようにも思えてしまいます。

同じ歴代仮面ライダーごちゃ混ぜにした昨年の「平成ライダーvs昭和ライダー」はまだ話の本筋として仮面ライダー15の登場などがある程度機能していたり、555とXの競演など闘い以外の面での面白さもあった為に楽しめたのですが、今作はそれがほとんどありません。肝心の仮面ライダー3号も極悪キャラなのか信念を持ったキャラなのかがブレブレで、よくわからないままで洗脳が解けたように思えました。

ファンへのリスペクトが高いデカレンジャーを観た後なだけに、それがあまり伝わってこない今作には本当にガッカリでした。友人と映画を見にいこうかと考えていたのですが結局スケジュールの都合で観に行けなかったのですが、こんな内容だったら観にいかずにレンタルで済ませて正解だったかな…といった程度でした。

同時に借りた「仮面ライダー4号編」に続くという点も、映画観た人からすりゃ映画だけでスッキリ完結しないのかよ!と不満の声があがるのも納得で、商売としては必要悪なのかもしれませんが、正直どうなんだろうと思えてしまいます。

(評価:40点/100点満点)
昨日は、FM・NHKで「特撮三昧」という番組をやっていて、昼12時頃から10時間に渡って特撮ソングが流れ続けるという夢のような内容でした。
…が、残念ながら生憎の仕事の為、家に帰って聴けたのは20時頃からになってしまいましたorz

まぁそれでも内容は渡辺宙明先生を交えての昭和当時の特撮事情が聞けたりして面白かったし、ニコ生連動で盛り上がる曲が流れると反応があるのは面白い仕組みだと思いました。
特にレーザーブレード曲6連発は大受けしつつも燃えたw

古い曲から最新まで、主題歌だけじゃなくて没になった主題歌とかマニアック過ぎるものまで聴けて本当楽しかったです。次は仕事休みの日に聴けると良いんだけどなぁ
standing by complete
知り合い2名からお勧めされて「仮面ライダー555」を少しずつ観ていたのですが、今日でついに全50話視聴を終えましたので感想を書いておきます。


序盤の印象では放浪旅を続けるロードムービーかな?と思いましたがそれは流石になく(予算の都合的に)。
序盤は割と 強引にベルト渡される → カバン間違えてしまった → 戦え! …の繰り返しなので話自体はそこまで盛り上がらないものの、むしろ平成2期ライダーにはあまり無いリアルな日常描写が逆に新鮮でした(特に真理の美容室での仕事の場面とか)。

10話過ぎた辺りからラッキークローバーやら草加やら濃いメンツも揃って来て段々と盛り上がって555にハマってきたのはこの辺り。特に村上社長がいかにも脚本家(井上敏樹さん)らしいキャラでツボだった。
ちなみに知り合い2人達から一押しだったキャラは「海堂直也」と「J」。

全編通して555を盛り上げていたのはやはりキャラクター同士の思惑のズレや勘違いと、お互いの正体を知らない状態での交流(コント?)だったと思いました。視聴者目線だと「違うんだよー!あーそうじゃない!」と思わず画面の中のキャラクター達の行動にちゃちゃを入れたくなるような歯がゆい感じが、脚本が上手いなぁと思いました。


4角関係の恋愛模様に関してはドロドロした部分は主に草加が背負っていて、他のメンバーは割とコントになっていてむしろ笑えて面白い展開のほうが多かったように思えました。
まぁ問題はこの草加雅人という人物ですが…平成ライダーでも特に強烈なキャラとして有名だとは耳にしていたので、とんでもない狂言キャラだということはある程度覚悟していましたが、全編通して考えてみると7割「嫌な奴、最低な奴」2割「気持ちはわからないでもない」1割「意外に良い奴」といった具合の印象を受けました。

7割部分はともかく(苦笑)、真理や塾生メンバーの悲劇から来るオルフェノクへの憎悪なんかは結構共感できる部分は多かったのは事実。
そして意外に良い奴な面もあって、巧以外の三原や啓太郎に対する接し方は割と普通だし、携帯でピンチの情報を聞くとすぐに駆けつけてくれたりもしていたし、完全に狂ったキャラ、とは言い切れない辺りが上手いバランスではないかと思いました。


逆にどうしても不満だったのは最終盤です。特に木場さんのキャラのブレはとても違和感がありました。長田(クレインオルフェノク)の死や、人間達の酷い行動に絶望して豹変するという流れ自体はわからなくはないものの、スマートブレイン社長に就いてからキャラが豹変し過ぎてもはやナニコレ状態でした。
ここまで完全な悪に染まると、序盤からの木場の心情変化の展開が逆に足枷になってしまって、どうしても違和感を感じてしまいました。

オルフェノクの設定や、流星塾の謎などに関してはキッチリと描写がされて綺麗にまとまっていただけに、肝心の「人間とオルフェノクの共存」への納得がいくオチが生まれなかった事や、警察がオルフェノクの捜査をしていた件がどう解決したのか有耶無耶だったのが気がかりでした。

ちなみに劇場版パラダイス・ロストに関してはレンタル屋さんで借りられていてまだ観ていません。細かい設定などに関しては中古書店で「仮面ライダー555超全集 上巻/下巻」が見つかったので、それで補完しました。

*ちなみにこれで視聴完了した仮面ライダーは…
(リアルタイムで観てたもの)剣、電王、ディケイド、W、オーズ、フォーゼ、鎧武、ドライブ
(ビデオや配信などで後から観たもの)龍騎、555、Black、RX、カブト

となりました。まだ全話観てない作品だとクウガが途中までしか観てなかったはずだから、今後はそれを観てみようかと思ってます。キバとウィザードは途中まで観てたけど、作風が合わずに見なくなってしまったんだよねぇ…これもどうしよう
手裏剣戦隊ニンニンジャー「春の忍者祭り」の感想。


最高でした!

キョウリュウジャーのVSシリーズのように、そのうちやるだろうとは思っていた3代忍者戦隊勢揃いですが、まさかTVで、しかも番外編ではなく本編の1部としてやるなんて前代未聞ではないかと(ターボ1話とゴーカイは例外、デンジマン・サンバルカンは世界観共通だとして)。

で、今回の客演回何が最高だったかというと、特に素晴らしかったのが先輩忍者を上手くストーリーに織り交ぜたことと、BGM!これに尽きますね。
ゴーカイジャーのレジェンド回は勿論内容的には素晴らしいものでしたが、あれはあくまで「ゴーカイジャーが歴代の先輩と出会い、大いなる力を貰う」というフォーマットに徹していただけで先輩方は特に物語の本筋とは大きく関わっていませんでした。

それに対して今回は新米忍者に対する「先生」というポジションで、なおかつ自らも変身して戦う、というスタンスだったのが、ニンニンジャーの設定とも噛み合っていて実にしっくりきました。流派の違いなどもキャラの差別化にも繋がっていて、子供にも面白くてわかりやすい、大友には懐かしい、良い共演だったと思います。


歴代戦隊ファン的にはカクレンジャー・ハリケンジャーのBGMが惜しみなく使われていてテンション上がりまくりだったに違いないでしょう。キョウリュウジャーの恐竜戦隊勢揃いも内容的には素晴らしいものでしたが、唯一残念だったのがジュウレンジャー・アバレンジャーのBGMなどが一切使われていなかった事でした。
それだけに、正直今回も予算の都合でOPインストが1回ずつ流れるだけだと思っていただけに、本当に嬉しかったです。特にロボ戦で無敵将軍に合体する時のBGMや、ハリケンジャーの名乗り時BGMなど、特徴的でカッコいいものがチョイスされていて嬉しいですね。

そしてまさか最後にアカレンジャーまで登場して「ずっと見守ってきた」なんて台詞言われると、熱い物が込み上げてきましたねー。流石に誠直也さんでは無かったけど、先輩もちゃんと影から見守っている、ってことですね。

今回の忍者祭りで唯一残念だったのはロボ戦で無敵将軍や旋風神が出てこなかった事だけど、TV放送でそこまで求めてしまうには流石に贅沢かな?w
スーツ自体は残っているだろうけど、展示用に加工されているという話を聞いたことがあるので、それを再び使用できるようにするには劇場版などで予算ができた時になってしまうのかなぁ?できれば、先輩忍者方にはまた登場して頂けると嬉しいものですね。
日曜日には自然と朝7時に目が覚めて、朝食の支度を済ませた後に、ブレックファーストを貪りつつスーパーヒーロータイムを満喫するのが日課というのが、特オタの性ではありますが、今週はまさかの特番で放送休止。

やっていないとはわかっていながらも7時半にはTVを付けてしまうのも特オタの悲しい性なのです。そしてそこに映し出される林修先生の特番。本来ならここで怒り爆発、ざけんなゴルァ!と叫びたくなるはずだったのですが…

…アレ?林先生の特番、普通に面白いんですが

日本では馴染みが無いけど世界的には人気のあるスポーツで、クリケットやロデオのルールを解説していてなかなか面白かったし、8時過ぎのラジオ体操コーナーではトッキュウ1号(志尊淳)が出てきて一緒にラジオ体操するとか、こんなの卑怯だw これは非難できない!

そしてトドメとばかりのブログでのまさかの本人からの謝罪記事。
http://ameblo.jp/itsuyaruka/entry-11903984333.html


『通常この時間は、『烈車戦隊トッキュウジャー』と『仮面ライダー鎧武』が放送されています。週に一度の放送を楽しみにされている方が、突然の変更で番組がなくなったことで、憤りを感じるのは当然のことです。ましてや、今、物語を佳境を迎えているとのことですから、なおさらです。このような方に対して、本当に申し訳ないと思い、こういう記事を書いております』 

以上引用



林修先生の好感度が上がらざる負えない!畜生!先手打つのが上手い、上手すぎるよ!
ちゃんと鎧武が佳境なのを理解した上で発言されているのもポイント高いですね。


*今週はニチアサ無い分、今まで録り貯めたガンダムWとかを消化しますかねぇ。
秋から怒涛のガンダムラッシュに備えておかないと!
尼頼みと「帰ってきたキョウリュウジャー」感想
汎用性の高さと、意外な出来の良さで話題になっているBB戦士ネオ・ジオングですが、模型店やヤマダに何度足を運んでも入荷されないので、amazonでサファリガオーと一緒に注文してしまいました。

そしたら27日入荷のようで、何故か19日発売のサファリガオーも到着予定が8/1~になってしまっている!?これは単にサファリガオーの入荷も遅いだけなのか…?あと、コンビニ受取しようと思っていたら、できる商品と出来ない商品があったりして色々と面倒。尼は割引率良いから良く使うけど、こういう配送の細かい部分は融通聞かないのが珠に傷だな。


あと、近所のレンタル店でようやく帰ってきたキョウリュウジャーを借りれました。
・帰ってきた獣電戦隊キョウリュウジャー 100 YEARS AFTER 感想

OPから相変わらずのキョウリュウジャー節で色々と笑わせて貰いましたw レッドポジションがまさかのネイビーで、OPでもガブティラの代わりにトバスピノがお出迎えとか爆笑してしまった。

100年後のキョウリュウジャー達よりもデーボス側のキャラ崩壊が酷くて、カオス様のキャラが乗りツッコミ役とかどういうことなのw 逆にキャンデリラとラッキューロは平常運行過ぎて違和感が無いレベル。

一番の見せ場の、100年後キョウリュウジャー達の変身シーンで、ダイ君(演:竜星涼)の目が若干潤んでいたのが印象に残りました。2015年にホントの最後の出番のVSシリーズがあるとは言え、1年通して演じた「キョウリュウジャー」はこれで最後の作品なだけに役者さん的にも込み上げて来るものがあったんだろうなぁ、とじみじみ思ったり。

戦隊シリーズは好きな作品多過ぎてどれが最高傑作なんてなかなか決められないけど、キョウリュウジャーは特に上位に来るくらい好きな作品だったなぁと1年を振り返って思いました。

来年のVSシリーズや40周年記念企画などでの再登場に期待しています。
小林靖子さんの書かれる脚本はどれも一癖あるキャラが多く、面白おかしく盛り上げる一方で緻密な設定とシリアスさが魅力だと思っているのですが、一つ難点があるのです。

それは「強化合体ロボ初登場回が盛り上がらない」 という問題。

まぁ、これは小林脚本だけに限らず、近年の戦隊ロボ戦全体でも割と見られる傾向にありますが。

戦隊におけるスーパー合体ロボの初登場回というものはある意味年間で最大の見せ場であり、1号ロボでも2号ロボでも歯が立たない!どうしよう!という流れから満を持して登場するのが王道なんですが、どうも小林脚本ではそれを敢えて外しているように思えてならない。

シンケンジャーにおける天空シンケンオー初登場回はシンケンブルーが一人で盛り上がって合体しましょう!と喚いて合体しちゃったり、サムライハオー登場回もやっぱりシンケンブルー主役回のおまけ的な流れで合体、という感じでした。

ゴーバスターズにおいてもグレートゴーバスターやタテガミライオーの初登場回はまだそれ自体を軸にしたストーリー展開だった為にそこそこ盛り上がりましたが、最強ロボのゴーバスターキングの初登場回はなんとなくやってみたら出来た的な印象が強かったです。

そして本日の超トッキュウオーの初陣。…うん、話の展開としてはとても良く出来ていると思うんだ。子供の頃に交わした約束とか、定期券とか、そこからイマジネーションを思い出す流れとかはね。

ただ、やっぱり先に挙げた例に漏れず、超トッキュウオーの登場が「良い事思いついた!やってみよう→出来た!」的な展開で、盛り上がらなかったのも事実。

個人的にベストだと思ってる合体回はボウケンジャー11話「孤島の決戦」でのスーパーダイボウケン初陣だと思っていますが、流石に毎回これをやれとは言わないまでも、新合体ロボの初登場回くらいは毎回頑張って盛り上げて欲しいかなぁと切に思います(戦隊ロボ好きとして)
公開初日が偶然にも休日ということで、早速観に行ってきました。


↓以下ネタバレ感想になりますので注意





・今回は時間毎にに主人公が変わっていく感じ。序盤~鎧武組、序盤~中盤ディケイド、中盤~555とXといった具合。現役の鎧武とおなじみのディケイドはともかく、今回は555とXの絡みが多く、実質主役と言っても差支えがない程。
・ディケイドが大分マイルドな性格になってる(流石にSH大戦で懲りたか)
・カイトさん安定の噛ませっぷり兼ギャグ要員。今作で生まれた亀好き設定は本編にも反映されたら吹きそうw
・Black&RXが本人声無しはやや残念だった。これはまぁ仕方ないか…。
・毎度おなじみ鳴滝さんがディケイドに対して言った今回の迷言「昭和ライダーが平成ライダーを恨む理由は自分の胸に手を当ててみろ!」「…大体分かった」
そうだね、昭和ライダーから恨まれてるのは大体ディケイドのせいだよね
・唐突に出てくるキング、トッキュウジャー組。これは完全に蛇足だわ。その後の話にも全く絡んでないけど、明日の1時間SPで何か伏線があるんだろうか?
・ただし、トッキュウオーのトドメの演出でデンライナーが全車両久々に出てきたのは評価できる。ただ、このネタやるなら夏の映画でやるか、電王もしっかりメインにして欲しかった。
・フィフティーンの「死んでしまった我が子を生き返らせる為に悪魔に魂を売った」という動機がなんとなくジュウレンジャーのバンドーラ様を彷彿とさせていたような。
・バダンを壊滅させてハイおしまい、と思いきやそこからライダー大戦突入ってのは綺麗な終わりをぶち壊している気がするけど良いのだろうか。


オチに関しては元々期待してなかったのでまぁ良いとして、そこに至るまでの流れは一昨年のスーパーヒーロー大戦シリーズよりは遥かにマシだったし、主要キャラもある程度絞って、ディケイド、555、X辺りをしっかり押さえていたので特にこの3作品ファンなら満足できる出来かと思います。

全体的に詰め込みすぎな印象もあったので(特にスーパー戦隊)、間違いなく「傑作」とは呼べないけど、それなりに楽しむことはできるまぁ「佳作」だったかと。
もし来年以降もライダーオールスターを続けるなら、今作のように主要キャラを絞って毎回メインに添えるキャラを変えながらやっていくスタンスならもう少し完成度が上がるんじゃないかと思いました。
3月を境にして、ニコニコ動画で配信中だった「恐竜戦隊ジュウレンジャー」と「仮面ライダーBlack RX」が最終回を迎えたので、記憶が鮮明なうちに感想を書いておこうかと。

例によって
1.具体的に何が(どこが)面白かったのか
2.それが何故面白かったのか?
の2点を絞って書きたいと思います。


今回は「恐竜戦隊ジュウレンジャー」。
はい、これはまさに私の世代直撃でした。子供の頃の思い出として印象深かったのは勿論ドラゴンレンジャー・ブライのエピソードであり、終盤で死んでしまった時はとてもショックでした。究極大獣神はカッコ良くて大好きでした(今でもお気に入りのロボベスト5に入る)

で、子供の頃に観たジュウレンジャーのイメージを踏まえた上で、約20年の時を経て改めて毎週「ジュウレンジャー」を観て何が面白かったか。
これはもうバンドーラ役の曽我町子さんの名演が素晴らしかったから、の一言に尽きると思います。

戦隊シリーズの悪役と言えば印象的なキャラは数多く、カリスマがあったり、残忍だったり狂気に満ちていたり、謎めいていたり、お馬鹿だったりお茶目だったり。
魔女バンドーラの凄いところは残忍な面や悪のカリスマ性を見せる一方でおちゃめな面もあり、それらが見事に混ざり合っていたところだと思います。

最終的な終わり方も「バンドーラが死んだ息子を蘇らせようとしたが叶わなかった」というものであり、決着のつけ方まで「バンドーラが(息子の死に)涙を流した事で魔力を失う」という徹底ぶり。結局ジュウレンジャーのドラマ部分は半分くらい魔女バンドーラの物語だったと言っても過言ではないようなものだったわけです。

子供の頃はついついヒーローだけに目を向けがちですが、大人になった今だからこそヒーローを際立たせる悪役にも目を向けて、その背景などをしっかり捉えられるようになった。その結果が「20年ぐらい前に観たジュウレンジャー」と「最近観たジュウレンジャー」の違いであり、楽しめた理由だったのではないかなと思いました。


バンドーラの事ばかり書いてしまいましたが、当然ながらジュウレンジャー5人やドラゴンレンジャーも昔観た時以上に好きになりましたよ。特に今年1月に公開された「キョウリュウジャーvsゴーバスターズ」のゲストとして登場してくれたティラノレンジャー・ゲキには感動しましたね。レンタルでDVD借りて、また観なくちゃ!
youtubeとニコニコ動画の特撮チャンネルのお蔭で、近年はやたら特撮を見る機会が多いのですが、ただ単に見て流すだけだと自分の為にもならないので、自分の中で整理してみて
1.具体的に何が(どこが)面白かったのか
2.それが何故面白かったのか?
という2点に絞って書いてみたいと思います。

今回は「星雲仮面マシンマン」。これを見始めた切っ掛けは仕事先の特撮好きの後輩が休憩時間にたまたまyoutube特撮chを開いてOPを一緒にみたからだったような。

このマシンマン、視聴してみて面白いと思った理由は「作風の明るさ」だと確信しています。正直、マシンマンのデザインはそこまでカッコいいとは感じないし(むしろダサカッコいい?)、ドルフィンなどのメカギミックもそこまで魅力的には感じなかったです。
ヒーロー番組としての販促面は置いといて、高瀬健の性格と、悪の組織テンタクルの仕掛ける妙にアホ臭い悪事、曽我町子さんが声優を務めるボールボーイが上手いこと噛み合ってコミカルに話が展開しているお蔭で、観ている側ものんびり安心して見られる明るい作風になっているのだと思いました。

主人公の高瀬健の性格は「爽やかで優しいお兄さん」で、実際に近所に居そうなくらい子供たちとの触れ合いの場面が絵になっていると思いました。

ほのぼのとした場面からいざテンタクルの悪事と対峙した時、後は変身の時に眼鏡をサッと外した時の凛々しさのギャップも面白さの理由の一つではないかと思います。

悪と対峙した時に瞬時にキリッとした顔になる人と言えば仮面ライダーBlackRXの南光太郎を連想してしまうのですが、あちらとまたちょっと違って、高瀬健はどちらからと言えばもう少し柔らかい・ソフトな「キリッ」とした表情の変化かな、と思いました。


明るい作風の作品は肩の力を抜いてのんびりと観ることができて、毎週観るモチベーションを維持しやすいというのも面白さの秘訣かもしれませんね。

不滅の救急魂!

2012年7月17日 特撮
昨日youtube東映チャンネルが更新され、満を持して配信開始した「救急戦隊ゴーゴーファイブ」と「恐竜戦隊ジュウレンジャー」、そしてまさかの「超光戦士シャンゼリオン」w

個人的に一押しなのは当然「救急戦隊ゴーゴーファイブ」。ファイブマンに始まり、自分が子供の頃観続けていた戦隊シリーズ最後の作品であり、未だに最も好きなスーパー戦隊です。

とにかくメカやロボの描写がカッコ良すぎ!炎が立ち上る中走り抜けるゴーライナーと現実的な合体方法をこなすのビクトリーロボがとてもカッコいいです。劇中で何度も叫ばれ、戦隊そのもののテーマにまでなっている「人の命は地球の未来」というキャッチフレーズも熱いです。
東日本大震災を乗り越えた今だからこそ、災害に立ち向かうヒーローの姿がより逞しく見えるはずです!


続いて「恐竜戦隊ジュウレンジャー」。こちらは子供も頃に観ていた時は守護獣達の迫力や、ドラゴンレンジャー・ブライの登場などに夢中になっていましたが、今改めて観てみると魔女バンドーラ役の故・曽我町子さんの熱演に思わず見入ってしまいました。
禍々しい悪役の雰囲気を放ちつつ、どこかコミカルさも感じられる、正にこの方にしかできない役だと感じました。


最後に「超光戦士シャンゼリオン」。スポンサーがバンダイじゃなくてセガという辺りが時代を感じます(セガサターンとか出してた時代ですからねー)。
内容はとにかく異色作w 全くヒーローらしからぬチャラ男が偶然ヒーローになっちゃったという設定で、後半になればなるほど、シリアスなんだけどヒーロー番組らしからぬ無茶苦茶な展開になっていった記憶があります…。



シャンゼリオンやジュウレンジャーは近所のツタヤとかでもDVDレンタルしてるとこ無いので特に嬉しいっすね。毎週月曜が楽しみです。
久々に友人達と集まって飲み会をやろうと言う事で、友人が面白いお店を探してくれました。

http://www.paselabo.tv/rider/i/index.html

池袋西口にある仮面ライダーザ・ダイナーというお店で、仮面ライダー40周年記念で作られたコラボ店。入口にはいきなりフォーゼのスイッチが勢ぞろいし、1号2号の等身大人形やサイクロン号が展示してありました。

店の奥には大ショッカー首領の玉座があり、座る事もできました!

メニューも凝っていて、555顏のオムライスやらクウガゴウラムハンバーグなど面白いものから、騎士や王蛇をイメージしたお酒、フォーゼの顏のパフェなんてものまでありました!

店のBGMは平成ライダーの主題歌や挿入歌で、かーなーり熱いです!
行ったメンツがライダーは勿論特撮全般好きな仲間達だっただけに滅茶苦茶盛り上がりました。

行くメンツは選ぶかもしれませんが、ハマればこれ程楽しい居酒屋はないかも?

ちなみに今日は電王以降のライダーに関連したメニューはフォーゼくらいしかありませんでしたが、期間限定メニューとかもあるらしいのでそれで出るのかな?

料理の味とかはともかく、飲み会に一番大切な盛り上がるという観点で言えば、ライダー好きならこれ以上はない最高の店でした。

特命

2012年2月27日 特撮 コメント (1)
ついに36番目の戦隊、特命戦隊ゴーバスターズが放送開始!

とりあえず巨大ロボ戦は今までよりも下からのアングルが増えて巨大感2割増しって感じでかなりカッコ良かったです。斬新な要素(リアルタイムカウントとかお約束を敢えて破るとは)も多々あって、例年通りなら十二分に満足できているはず…なんですが

前作であるゴーカイジャーがあまりにも良かったからなのか、微妙に満足度が足りないように感じられてしまうのが辛い。そもそも35作の集大成という反則気味な戦隊と、単体戦隊を比べてはいけないことはわかってるんですが、先週まで放送してただけにまだ抜け切れないなぁ。

もう何週間か視聴していくうちに自然とゴーバス自体の魅力も増してきて良くはなっていくとは思います。とりあえずロボ関連の合体には興味深々なので、今後に期待です。

よろしく勇気

2012年1月24日 特撮
ゴーカイvsギャバン観てきました!私は当然ながらリアルタイムで観てた世代ではなく、中学生の頃にFlash「ギャバソ」で初めてギャバンの存在を知った程度の者ですが、昨年からのyoutube公式配信のギャバンは結構楽しんでました。

今回は珍しく友人と一緒に行ったのですが、友人は特撮好きって程ではなく、どちらかというとアニメのほうが好き派。しかしカラオケで良く「ギャバン」主題歌を歌ってて好きになったからという理由で一緒に観に行くことに。


*以下ネタバレ注意



冒頭からギャバン無双の凄まじさ。5対1なのにゴーカイ側が全く歯が立たないとは。
ファイナルウェーブを「バリアー!!」の一言で無効化とかそんなんありかよww

生身ギャバン(というか大葉さん)のアクション凄い!あれで50代か。元々アクション俳優だったとは言え、あの立ち回りは圧巻。流石プロだと思った。
あと、デンジブルーとバトルケニアがあくまで「そっくりさん」で押し通す辺りが、ニヤニヤしてしまったけど、それはともかく、なんでデンジブルーとバトルケニアのレンジャーキーで魔空空間に行けたのかが本作最大の謎。きっと大場健二の大いなる力なんだろう、うん、きっとそうだ(確信)

中盤の息抜き場面(?)では色々と懐かしいキャラ達が盛り上げてくれました。ガイアーク三大臣、風のシズカ、アスランバエ、バンキュリア、ジェラシット・・・ヤツデンワニって「恐竜や」の人だっけ?

殺陣パートは素晴らしいの一言。普通のVSシリーズに比べてゲストがギャバン1人だけなのに、満足感は5人分以上って感じ。特に同じカットを3回繰り返す演出やら、レーザーブレードのテーマ、その再現性が一度でもギャバン本編観てれば完璧だと分かるはず。

最後の再開の場面で改めて今作のテーマが父と子の親子愛なんだな、とハッキリ伝わってきてスッキリしました。

後になって知りましたが、EDの謎の声の演出は、シャイダー最終回のオマージュだったんすねw おっさんホイホイにも程があるでしょう、これは。


とにもかくにも大葉健二さん劇場といった感じで、ギャバンもデンジマンもバトルフィーバーもリアルタイムで観てない私でも十二分に楽しめました。こういう形で、過去のヒーローと現代のヒーローが共演するという機会は、今回に限らずまたやってほしいもんですね。

春のスーパーヒーロー大戦も楽しみにしています!

豪快特集

2011年11月11日 特撮
最近、友人がゴーカイジャーに興味を示していたので、久々にうちに呼んでゴーカイジャー特集をやってみることにしました。

傑作揃いのゴーカイジャー37話までを約2時間程度に集約してどのように紹介しようかと色々と模索した結果、見易さを考慮して第1話+傑作回1~2話+名場面ダイジェストで良いか、という結論に落ち着きました。

で、今回友人に見せたのが以下のような感じ

・第1話(30分そのまま)
ここからダイジェスト風に解説しつつ紹介。
・第3話マジ編(マジレッド登場場面、マジレン変身、マジドラゴン登場)
・第5話デカ編(ボス登場、デカレン変身、パトスト登場)
・第7話ゲキ編(ジャン登場、ゲキレン変身)
・ガオ編(獅子走登場、ガオレン変身、ガオライオン登場)
・シンケン編(姫登場、シンケン変身、シンケンゴーカイオー登場)

ここまでは割と普通。個人的に大好きなカーレンジャー回かつ傑作回かつ友人がギャグアニメ好きなタイプという点を踏まえた上で
・14話「今も交通安全」 
を30分フルで見せたら大ウケしてくれましたw

その後、段々時間が押してきてるので友人の世代的に平成に絞って紹介することに。

まずは中盤の重要エピソードのゴーカイシルバー誕生話を流して、その後今年の1月頃に放送された戦隊特番(土田が出演してるやつ)のジェットマンとダイレンジャーの驚愕のEDコーナーをサラッと流してみる。
その後、28話「翼は永遠に」へ繋げて、この一連の話に流石に友人も驚愕してました。俺だって子供の頃ジェットマン好きだったけど、最終回があんな驚愕の終わり方だったなんて知ったのは数年前の事だったしw

ダイレンの素アクションは素人目でも凄いことが伝わったらしく、面白かったといってくれました。


オーレン編とかハリケン編とかギンガ編とかも紹介したかったけど、時間の都合で今回はこれが精一杯でした。そもそも1年番組を2時間で解説するだけでも大変なのに、35年もの壮大なシリーズを解説するに等しいんだから、そりゃ無理もあっただろうと今更ながら思いました。
自分の部屋で休日にのんびりスーパーヒーロータイムを楽しむのも良いけど、友人とわいわい話ながら見るスーパーヒーロータイムも悪くないと思いました。

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