キン肉マン読み終わりましたが
2016年4月1日 読書
実はもう1年以上前に全巻まとめ買いしていた「キン肉マン」なのですが、最初の数巻を読んだ時点でギャグが受け付けず、ほぼ放置しておりました…。
で、新しく入ってきた漫画に詳しい後輩から「王位争奪戦は途中でグダるけど、夢の超人タッグ編は燃えますよー」との意見を頂いたので思い出したかのように読書を再開。
ただ、やっぱりこの作風自体が合わないんでしょうねー、致命的に。ジャンプ王道展開の友情・努力・勝利は好きだけど、キン肉マンの場合はギャグが基本面白く無いのと、悪い意味で突っ込みどころが多過ぎるのが受け付けなかった。
特に後者はねぇ。作者は「突っ込みどころがある漫画の方が愛されている」とか開き直っちゃっていたりしますが…。それは基本的にしっかり設定などを踏まえて話を展開していたけど、話の都合上どうしても変な展開になったり、矛盾が起きてしまった時にのみファンがこっそり突っ込むものであり、素人が初見で「ん?」となるような矛盾だらけな設定は流石にいただけなかったかなぁ。
というわけで当然ながら2世まで読む気にはならずに読み終え次第即売りへ。
次は松本零士作品や石ノ森章太郎作品辺りを読んでみたいと思っています。
で、新しく入ってきた漫画に詳しい後輩から「王位争奪戦は途中でグダるけど、夢の超人タッグ編は燃えますよー」との意見を頂いたので思い出したかのように読書を再開。
ただ、やっぱりこの作風自体が合わないんでしょうねー、致命的に。ジャンプ王道展開の友情・努力・勝利は好きだけど、キン肉マンの場合はギャグが基本面白く無いのと、悪い意味で突っ込みどころが多過ぎるのが受け付けなかった。
特に後者はねぇ。作者は「突っ込みどころがある漫画の方が愛されている」とか開き直っちゃっていたりしますが…。それは基本的にしっかり設定などを踏まえて話を展開していたけど、話の都合上どうしても変な展開になったり、矛盾が起きてしまった時にのみファンがこっそり突っ込むものであり、素人が初見で「ん?」となるような矛盾だらけな設定は流石にいただけなかったかなぁ。
というわけで当然ながら2世まで読む気にはならずに読み終え次第即売りへ。
次は松本零士作品や石ノ森章太郎作品辺りを読んでみたいと思っています。
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サイコロを数個用意するだけで遊べるゲームが紹介されている本で、仕事終わった後に同僚達とちょっとした暇つぶしに盛り上がるのに最適な1冊でした。
ダイス使うゲームと言われると結果には直接的に介入できない運要素の強いものばかりと思われがちですが、後半に紹介されているゲームはちゃんと戦略性も考慮されたゲームも掲載されています。
特に同僚達から評判が良かったのが本書の終盤に紹介されている「ネズミと男達」というゲーム。
これが見事にハッタリを決めていくチキンレースゲームで、結構心理戦な面も大きくて実に面白かったです。
「カタンの開拓者」なんかでも良く使われる2個のダイスを振った時の確率論に関しても3章で触れられていて、単なるゲーム紹介本だけでは終わらない実に深い趣味の本だと思います。
「140種類のゲームが遊べる」と表紙に書いてありますが、実際にはそれに加えて、ゲーム性を更に高めたり、全く違うゲームになる追加ルールも書かれているので想像以上に遊べます。
ダイス使うゲームと言われると結果には直接的に介入できない運要素の強いものばかりと思われがちですが、後半に紹介されているゲームはちゃんと戦略性も考慮されたゲームも掲載されています。
特に同僚達から評判が良かったのが本書の終盤に紹介されている「ネズミと男達」というゲーム。
・ルール(プレイ人数:3人~)
各プレイヤーは3個のダイスを紙カップなどの容器に入れてシェイクし、置いた後に自分だけが目を確認する。
出た目は好きな順で数字を作る事ができ、666が最強、111が最弱の数となる。
親を決めて、そのプレイヤーから失点をベットしていく。ゲームは10ラウンド行うが、例えば1ラウンド目なら最低-1点。2ラウンド目なら最低-2点以上の点数を宣言する。
親の次のプレイヤーから順に3つの選択肢のうち一つを選ぶ。
1.その失点に同意する
2.更に失点を上げる
3.逃げる
逃げた場合はそのプレイヤーはラウンド数に等しい失点を受ける。
逃げたプレイヤーを除く全員が同意した時点で、残ったプレイヤー全員でダイスを見せ合い勝負を行う。一番最大の数を出したプレイヤーのみ失点を免れ、それ以外のプレイヤーは同意した失点数を受ける。
10ラウンド行い、一番失点数が少ない人が勝者。
これが見事にハッタリを決めていくチキンレースゲームで、結構心理戦な面も大きくて実に面白かったです。
「カタンの開拓者」なんかでも良く使われる2個のダイスを振った時の確率論に関しても3章で触れられていて、単なるゲーム紹介本だけでは終わらない実に深い趣味の本だと思います。
「140種類のゲームが遊べる」と表紙に書いてありますが、実際にはそれに加えて、ゲーム性を更に高めたり、全く違うゲームになる追加ルールも書かれているので想像以上に遊べます。
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放課後さいころ倶楽部 5 (ゲッサン少年サンデーコミックス)
2015年11月5日 読書
昨年先輩と一緒に高円寺の「すごろくや」に行った時に連載をしているのを知り、そこからチマチマ単行本を買って読んでいたのですが、ようやく現状最新の5巻まで読み終わりました。
*さてこの漫画、おにゃのこ3人がキャッキャウフフしながら放課後にボードゲームライフを満喫する漫画なわけですが、地味に面白かったりします。
基本1話で1つのボードゲームを紹介して、それに関しての解説なども交えていくので深く掘り下げ過ぎておらず、むしろテンポ良く話が進み、ボードゲームの種類をとりあえず広く浅く知るにはうってつけの漫画だったりします。
ここ1年程でボードゲーム会に参加し始めて、加速度的に色々なゲームを遊んできたわけですが、知れば知るほどにボードゲームはものすごい種類が発売されていて、1つ1つにどうやって遊び始める切っ掛けを作るべきか悩んでしまう程です。が、そんな時にその最初の1歩になるのがこの漫画の良いところです。
実際、先日購入した「オニリム」はこの5巻の32話で遊んでいるのに影響されて購入しました。
逆に、既に購入済みのゲームで今までに何度も遊んでいる「二ムト」「ラブレター」なんかは3~4巻で遊ばれていて思わずニヤリとしてしまいます。
ボードゲームカタログを買って来て眺めるより、この漫画全巻友達に貸してあげればもっとボドゲに誘いやすくなるんじゃないかと(現に1~2巻を友人宅に持っていったら好評で、貸しておいた)。
*さてこの漫画、おにゃのこ3人がキャッキャウフフしながら放課後にボードゲームライフを満喫する漫画なわけですが、地味に面白かったりします。
基本1話で1つのボードゲームを紹介して、それに関しての解説なども交えていくので深く掘り下げ過ぎておらず、むしろテンポ良く話が進み、ボードゲームの種類をとりあえず広く浅く知るにはうってつけの漫画だったりします。
ここ1年程でボードゲーム会に参加し始めて、加速度的に色々なゲームを遊んできたわけですが、知れば知るほどにボードゲームはものすごい種類が発売されていて、1つ1つにどうやって遊び始める切っ掛けを作るべきか悩んでしまう程です。が、そんな時にその最初の1歩になるのがこの漫画の良いところです。
実際、先日購入した「オニリム」はこの5巻の32話で遊んでいるのに影響されて購入しました。
逆に、既に購入済みのゲームで今までに何度も遊んでいる「二ムト」「ラブレター」なんかは3~4巻で遊ばれていて思わずニヤリとしてしまいます。
ボードゲームカタログを買って来て眺めるより、この漫画全巻友達に貸してあげればもっとボドゲに誘いやすくなるんじゃないかと(現に1~2巻を友人宅に持っていったら好評で、貸しておいた)。
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究極超人あ~る 感想
2014年10月26日 読書
以前先輩に勧められて読んだパトレイバーがなかなか面白かった上に、作風自体が好きだったので、今回読んでみたのがコレ。文庫で全巻揃えました。
本作は今でこそ割とメジャーになっている文科系クラブの活動を描いたドタバタ日常系ギャグ漫画で、スポーツ漫画全盛期の連載当時には珍しい作品だったそうです。
時代背景的には丁度私が生まれた頃の年代のお話のはずなのですが、何故か自分の学生時代に重ねて見えなくもないのは、作者であるゆうきまさみさんの作風が私の感性にマッチしていたからなのではないかと思っています。
まず印象に残ったのが作者は、「特撮」好きなんでしょうねぇってこと。随所に出てくるネタにそれらしきものがちりばめられています(コウガマンのポーズがダイナマンだったり、プロフェッサーKやら轟天号やら)。元ネタがわかると思わずニヤニヤしてしまいます。
…っていうか、この頃の作者さんって特撮好き多いよなぁ。
次に何故作者さんに私の感性が共感できるかを考えていましたが、それはオタク気質が私の感覚に合っていて共感できるからなのではないかと思いました。特に主要登場人物の中でも特にキャラが濃い鳥坂先輩なんか変人だけど行動力があり、なんでもできて万能な、まさにオタク理想像なのではないでしょうか。
他にも「どうでもいい事に無駄に凝る」「どこかズレた発言をかます」「急に正論を言ったりする」、って辺りは典型的なオタク気質に感じるし、先に挙げた特撮ネタも元ネタがわかる人にしかわからないように描いている辺りが共感できるポイントなのかもしれません。
こうしたマニアックな感性から共感を得て私が好きになった漫画の作者さんは、島本和彦さんや、長谷川裕一さん、吉田戦車さん辺りが挙げられますが、どの方の漫画も癖が強く、正直に言うとあまり一般受けはしないほうなのでしょう。でも、どこか惹かれる独特の味があるんです。
ゆうきまさみさんの作品はまだこの本作とパトレイバーくらいしか読んでいないので、あまり多くは語る資格はないのですが、きっと他の作品にも同じような作風が継承されているんだろうなぁ、と思うと読みたくなってきます。
漫画作品というものは作者の感性の写し鏡であり、作品そのものよりも作者さんに自分の感性が合っているほうが面白いんじゃないかな、と私は最近感じます。
本作は今でこそ割とメジャーになっている文科系クラブの活動を描いたドタバタ日常系ギャグ漫画で、スポーツ漫画全盛期の連載当時には珍しい作品だったそうです。
時代背景的には丁度私が生まれた頃の年代のお話のはずなのですが、何故か自分の学生時代に重ねて見えなくもないのは、作者であるゆうきまさみさんの作風が私の感性にマッチしていたからなのではないかと思っています。
まず印象に残ったのが作者は、「特撮」好きなんでしょうねぇってこと。随所に出てくるネタにそれらしきものがちりばめられています(コウガマンのポーズがダイナマンだったり、プロフェッサーKやら轟天号やら)。元ネタがわかると思わずニヤニヤしてしまいます。
…っていうか、この頃の作者さんって特撮好き多いよなぁ。
次に何故作者さんに私の感性が共感できるかを考えていましたが、それはオタク気質が私の感覚に合っていて共感できるからなのではないかと思いました。特に主要登場人物の中でも特にキャラが濃い鳥坂先輩なんか変人だけど行動力があり、なんでもできて万能な、まさにオタク理想像なのではないでしょうか。
他にも「どうでもいい事に無駄に凝る」「どこかズレた発言をかます」「急に正論を言ったりする」、って辺りは典型的なオタク気質に感じるし、先に挙げた特撮ネタも元ネタがわかる人にしかわからないように描いている辺りが共感できるポイントなのかもしれません。
こうしたマニアックな感性から共感を得て私が好きになった漫画の作者さんは、島本和彦さんや、長谷川裕一さん、吉田戦車さん辺りが挙げられますが、どの方の漫画も癖が強く、正直に言うとあまり一般受けはしないほうなのでしょう。でも、どこか惹かれる独特の味があるんです。
ゆうきまさみさんの作品はまだこの本作とパトレイバーくらいしか読んでいないので、あまり多くは語る資格はないのですが、きっと他の作品にも同じような作風が継承されているんだろうなぁ、と思うと読みたくなってきます。
漫画作品というものは作者の感性の写し鏡であり、作品そのものよりも作者さんに自分の感性が合っているほうが面白いんじゃないかな、と私は最近感じます。
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機動警察パトレイバー (小学館文庫)
2014年4月15日 読書 コメント (3)
最近、パトレイバーが実写化で話題となっているようですが、職場の先輩から「まず観るならゆうきまさみの漫画版がオススメだよ!」…とのことだったのでネット通販で全巻揃えて読み終わりました。
昔からロボットものが大好きなので、今回もそのノリで読み始めたのですが、読んでいくうちにロボットの活躍と日常パートの割合が半々くらいである事に気が付きました。
そもそも導入部からして比較的無理が無い始まり方で、主人公達が新たに設立された警視庁の特車2課に配属されて来るというのが実に現実的だなぁと思いました。
もしパトレイバーがもっとロボットを前面に押し出している作品なら、1話は悪人の操るロボットが町で大暴れして、そこに偶然居合わせた主人公がイングラムを起動させて逮捕する、みたいな感じだったんでしょう。でも、そういう王道展開を敢えてやってない辺りが、この作品がコンセプトを初期からしっかり決めて作っているのだと思いました。
全話を読んでみて印象に残ったのは、ロボット好きな私としては勿論、ライバルであるグリフォンとの一騎打ちや怪獣映画色が強い「廃棄物13号」事件なんですが、敢えてそれらロボットものによくある王道ストーリー以外のものが挙げると以下の2つかなぁ、と。
1つは人身売買に関する捜査中に後藤隊長の「警察は風邪薬みたいなもんだ」という話。これは現代の警察という組織に対して客観的視点から実に的を得た表現をしていると思いました。勿論、ロボット全然関係ないですが(笑)
もう一つは外国人労働者と雇用側の考え方の相違や対立を描いた話。こちらもロボットものとしては異色エピソードで、ロボット全く関係ない。でも、至極現実的な社会問題であるし、そもそもこの問題を90年代前半の時点で、それも週刊少年漫画で描いたことが凄いと思いました。
少年漫画らしからぬ大人の事情満載の話あり、ロボットが格闘を繰り広げる燃える回あり、刑事ドラマのような展開あり、とバラエティに富んだ内容でしたが、それをギャグを交えながら明るい作風でまとめあげていて、11巻読破するまでにとても濃い内容を楽しめたと思います。
機会があればアニメ版も観てみようかなぁと思っていたので、つい先日劇場版1をレンタルして観ました。漫画版と設定などが細かく違っているようでやや困惑しましたが、wikiなどで情報を整理しつつTVアニメとかにも手を出してみようかと思います。
うーん、それにしてもグリフォンカッコいいなぁ…。でも、これ絶対鉄人28号のブラックオックスから影響受けてるよね…
昔からロボットものが大好きなので、今回もそのノリで読み始めたのですが、読んでいくうちにロボットの活躍と日常パートの割合が半々くらいである事に気が付きました。
そもそも導入部からして比較的無理が無い始まり方で、主人公達が新たに設立された警視庁の特車2課に配属されて来るというのが実に現実的だなぁと思いました。
もしパトレイバーがもっとロボットを前面に押し出している作品なら、1話は悪人の操るロボットが町で大暴れして、そこに偶然居合わせた主人公がイングラムを起動させて逮捕する、みたいな感じだったんでしょう。でも、そういう王道展開を敢えてやってない辺りが、この作品がコンセプトを初期からしっかり決めて作っているのだと思いました。
全話を読んでみて印象に残ったのは、ロボット好きな私としては勿論、ライバルであるグリフォンとの一騎打ちや怪獣映画色が強い「廃棄物13号」事件なんですが、敢えてそれらロボットものによくある王道ストーリー以外のものが挙げると以下の2つかなぁ、と。
1つは人身売買に関する捜査中に後藤隊長の「警察は風邪薬みたいなもんだ」という話。これは現代の警察という組織に対して客観的視点から実に的を得た表現をしていると思いました。勿論、ロボット全然関係ないですが(笑)
もう一つは外国人労働者と雇用側の考え方の相違や対立を描いた話。こちらもロボットものとしては異色エピソードで、ロボット全く関係ない。でも、至極現実的な社会問題であるし、そもそもこの問題を90年代前半の時点で、それも週刊少年漫画で描いたことが凄いと思いました。
少年漫画らしからぬ大人の事情満載の話あり、ロボットが格闘を繰り広げる燃える回あり、刑事ドラマのような展開あり、とバラエティに富んだ内容でしたが、それをギャグを交えながら明るい作風でまとめあげていて、11巻読破するまでにとても濃い内容を楽しめたと思います。
機会があればアニメ版も観てみようかなぁと思っていたので、つい先日劇場版1をレンタルして観ました。漫画版と設定などが細かく違っているようでやや困惑しましたが、wikiなどで情報を整理しつつTVアニメとかにも手を出してみようかと思います。
うーん、それにしてもグリフォンカッコいいなぁ…。でも、これ絶対鉄人28号のブラックオックスから影響受けてるよね…
前々から読んでみたいと話していたら、全巻持ってる知人が気前良く貸してくれたので読んでみました。
概要を簡単に言うと、火星開拓の為に送りこまれたゴキブリが進化してムキムキになっていて、それを人類側が駆除しに行くって話。
とにかくまぁ良く人が死ぬ。ドラゴンボールで例えると、悟空と悟飯とベジータ以外は出てきてもすぐ死んじゃうレベル。
そして結構グロい。ゴキブリはムキムキ八頭身になってるけど、無表情で人間を引きちぎったりするので違う意味で不気味。
登場人物は大体の奴がろくでもない奴らなので殺されてもあまり悲しくならない辺りがまだ救いかな?中には病気の家族を救う為とか大義名分背負ってる奴も居るけど、そんなことより話の次の展開が気になってしまう。
とりあえず1巻はこの巻だけでも一つの話として完結しているので読み始めるにはかなり良い構成じゃないかな、と感心した。2巻以降の二部は登場キャラが一気に増えるけど、どうせすぐ減るんだろうなぁと思っていたら本当にそうなって吹いた。
ときおき挿入されるゴキブリや昆虫豆知識のお陰で、嫌いなゴキブリへの知識が深まるっつーのもなんだか複雑な心境ですが、とりあえず続きが気になるわー
概要を簡単に言うと、火星開拓の為に送りこまれたゴキブリが進化してムキムキになっていて、それを人類側が駆除しに行くって話。
とにかくまぁ良く人が死ぬ。ドラゴンボールで例えると、悟空と悟飯とベジータ以外は出てきてもすぐ死んじゃうレベル。
そして結構グロい。ゴキブリはムキムキ八頭身になってるけど、無表情で人間を引きちぎったりするので違う意味で不気味。
登場人物は大体の奴がろくでもない奴らなので殺されてもあまり悲しくならない辺りがまだ救いかな?中には病気の家族を救う為とか大義名分背負ってる奴も居るけど、そんなことより話の次の展開が気になってしまう。
とりあえず1巻はこの巻だけでも一つの話として完結しているので読み始めるにはかなり良い構成じゃないかな、と感心した。2巻以降の二部は登場キャラが一気に増えるけど、どうせすぐ減るんだろうなぁと思っていたら本当にそうなって吹いた。
ときおき挿入されるゴキブリや昆虫豆知識のお陰で、嫌いなゴキブリへの知識が深まるっつーのもなんだか複雑な心境ですが、とりあえず続きが気になるわー