さぁて、どう戦い抜いたかな
2017年12月5日 アニメ・マンガ最近発売されたスーパーミニプラ・ザンボット3に影響されて、スーパーミニプラを組み立てながらザンボット3を配信で全話視聴し終わったので感想をまとめておきます。
このザンボットは割と全編通してライバルキャラ的ポジションの香月君の出番が多く、彼の成長物語的な面もあったのかなと感じました。
序盤こそ徹底して神ファミリーに怒りの矛先を向けて嫌がらせを繰り返した香月君ですが、中盤からはむしろ地球上で初の勝平達の理解者となり、終盤では悪役ガイゾックと刺し違える覚悟を見せたり悪の親玉の正体に触れるなどの大活躍を見せていました。
特に、中盤での孤児を保護してからの心境の変化は、やや唐突ではあるものの「あれだけ神ファミリーを憎んでいた香月君が、まさか良き協力者になるなんてなぁ」と感慨深く感じました。
また、他に印象的だったのが15話「海に消えた老将」。タイトルからもお察っしの通り、国連から協力者としてやってきたジェイムス提督が死亡するお話です。序盤では散々虐げられてきた神ファミリーにようやく地球人達が協力を始めた転機であったり、1話だけのゲストとしては妙にキャラが立っており、自ら囮になって物資を送り届ける、などなかなか目頭が熱くなりました。
16話~の「人間爆弾」に関してはもはや今更語るまでもなく、ザンボットを象徴する壮絶な展開の数々に思わず閉口でした。
終盤ではさらっと「勝平達は睡眠学習によって戦闘の恐怖を感じにくいようになっておるのだ」ととんでもない設定が語られ、これに関しては初耳の設定だったためある意味人間爆弾以上に驚いたかもしれません。
成程だから普通の子供なら逃げ出したくなるような場面でも平然としていられるわけだ…と納得できる部分もあるものの、人道的にはどうなのよ?とも言えなくもない辺りがまたなんとも。
そして最終回までに次々と倒れていく親族達ですが、一応女子供に関しては最終決戦前に地球に帰還させていたんですね。良く耳にするのが「ザンボットの神ファミリーは勝平以外全滅する」などと誇張して書かれていることが多いですが、実際には母親や共に戦い続けてきた戦友達が生き残ってくれているだけ、勝平にも救いはあるのかな…とも思えました。
色々と思うところがある作品ではありますが、小難しい専門用語などが連発されるわけでもなく、基本スーパーロボットアニメに冨野監督の作風が加わったアニメ、として非常に観やすい作品だと思いました(話数も23話と少なめ)。
このザンボットは割と全編通してライバルキャラ的ポジションの香月君の出番が多く、彼の成長物語的な面もあったのかなと感じました。
序盤こそ徹底して神ファミリーに怒りの矛先を向けて嫌がらせを繰り返した香月君ですが、中盤からはむしろ地球上で初の勝平達の理解者となり、終盤では悪役ガイゾックと刺し違える覚悟を見せたり悪の親玉の正体に触れるなどの大活躍を見せていました。
特に、中盤での孤児を保護してからの心境の変化は、やや唐突ではあるものの「あれだけ神ファミリーを憎んでいた香月君が、まさか良き協力者になるなんてなぁ」と感慨深く感じました。
また、他に印象的だったのが15話「海に消えた老将」。タイトルからもお察っしの通り、国連から協力者としてやってきたジェイムス提督が死亡するお話です。序盤では散々虐げられてきた神ファミリーにようやく地球人達が協力を始めた転機であったり、1話だけのゲストとしては妙にキャラが立っており、自ら囮になって物資を送り届ける、などなかなか目頭が熱くなりました。
16話~の「人間爆弾」に関してはもはや今更語るまでもなく、ザンボットを象徴する壮絶な展開の数々に思わず閉口でした。
終盤ではさらっと「勝平達は睡眠学習によって戦闘の恐怖を感じにくいようになっておるのだ」ととんでもない設定が語られ、これに関しては初耳の設定だったためある意味人間爆弾以上に驚いたかもしれません。
成程だから普通の子供なら逃げ出したくなるような場面でも平然としていられるわけだ…と納得できる部分もあるものの、人道的にはどうなのよ?とも言えなくもない辺りがまたなんとも。
そして最終回までに次々と倒れていく親族達ですが、一応女子供に関しては最終決戦前に地球に帰還させていたんですね。良く耳にするのが「ザンボットの神ファミリーは勝平以外全滅する」などと誇張して書かれていることが多いですが、実際には母親や共に戦い続けてきた戦友達が生き残ってくれているだけ、勝平にも救いはあるのかな…とも思えました。
色々と思うところがある作品ではありますが、小難しい専門用語などが連発されるわけでもなく、基本スーパーロボットアニメに冨野監督の作風が加わったアニメ、として非常に観やすい作品だと思いました(話数も23話と少なめ)。
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