ナショナルエコノミー・ソロプレイ
先日購入してから何度かソロプレイを繰り返してきた「ナショナルエコノミ―」のソロプレイでようやくクリア基準の100点を超える事が出来ました。

ソロプレイだと、マルチプレイに比べて建物を売却した際の金額が半額になってしまうという違いがあり、かなり難しいと思っていましたがちゃんと手順を踏んでいけばクリアできなくはないという印象になりました。

まず100点越えでキーカードとなるのがこの2枚
・レストラン(建物カード) コスト3
手札を1枚捨てて家計から15ドルを得る
・自動車工場(建物カード) コスト5
手札を3枚捨てて7枚引く

レストランはゲーム会で4人プレイした時にもコスパの良さで絶賛されていましたが、やはりソロプレイでも十分に強い。このゲーム、基本的に5人までしか労働者は雇えず、最大で払う給料は1人5ドル=MAXでも25ドルあれば各ラウンドで給料が払えるわけです。その半分以上を手札たった1枚で稼げてしまうのは偉い。

同じ効果の「市場」(手札を2枚捨てて12ドル)、「スーパーマーケット」(3枚捨てて18ドル)と比べると、別次元に強い。


続いて自動車工場はマルチプレイだとコストの重さから出し辛かったり、せっかく出せても資金不足で泣く泣く売り飛ばして他のプレイヤーに使われてしまう恐れがありましたが、ソロプレイだと他のプレイヤーに使われてしまう恐れが全くない、という点に気が付くとアホみたいに強い事がわかりました。

このゲームは他に強いカードとして「二涸市建設」や「化学工場」などがありますが、いずれもコスト4~5です。コスト4~5ということは、このゲームではコストを手札で支払う必要があるので手札が6~7枚の時でないと出せないわけです。

しかし、ゲームシステム的にターンエンド時に手札が5枚以下にしないといけないという制限もあり、まともに手札コストを稼ごうとすると相当な手数が必要になり、作れてもゲーム終盤になってしまう…。

そうなると考えられる手段は、いかに少ない手番で手札を7枚ぐらいまで確保するかということに掛かってきます。そうなると、一気にカードが引けるのはこのカードのみ!そりゃ7枚も引ければ確かに強いんですわ。


あとはプレイイングですが、序盤で資金不足による失点を受けても後で挽回できるのであまり気にしない(または法律事務所でなんとかすりゃおk)。
ソロプレイだと必然的に家計資金不足になりがちなので家計資金を増やす為にも建物売却を多用する。
労働者はMAXの5人まで雇用することがほとんどなので、労働組合があれば積極的に出しに行く(30点になる)、といったことで点数が伸びるのではないかと思いました。

4人プレイだと、お互いの利害が絡んで家計資金の奪い合いになったりもしますが、ソロプレイだと純粋にスコアアタックとして遊べて面白いですね。他のアナログゲームも、是非1人でも遊べる専用ルールなどを考慮して製作してくれるところが増えないか期待してしまいます。

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