ミニプラ ライオンハオー
ミニプラ ライオンハオー
ミニプラ ライオンハオー
昨日に引き続き今回の不定期玩具レビューは「ミニプラ・ライオンハオー」。
前回紹介した食玩としてはバカみたいにデカい5箱を全て開封して、組み立てるとライオンハオーが完成します。
1個500円って時点でチビッ子にはかなりハードル高いのに、それを5個集めないとまともにロボにならないとか鬼畜過ぎw 事実上、本来のターゲット層である子供はガン無視して完全に大きなお友達向けの商品かもしれませんね。

まずはライオンハオージョウ(写真1)。特筆すべきはまさにその圧倒的な占有面積。昨年の最終ロボの変形形態ハイパーレッシャターミナルも食玩としてはなかなかのサイズ感でしたが、今回はもはやそういう次元じゃないです。
背中に大きな空洞があるのが目立つのはDXと同じなものの、2500円というだけあって、モールドが異様に細かいです。
ちなみに背中に立っている赤い物体はアカニンジャ―超絶。これも小さい割には良く出来ていて、ちゃんと塗装すれば良い感じになりそう。

続いてライオンハオー形態(写真2)。
変形自体は立たせて頭部になる手裏剣を取り付けるだけと簡単なのですが、地味に細かい部分の変形が面倒で、ライオン頭部を一度分解して、座りポーズのアカニンジャ―超絶フィギュアを乗せてから本体に取り付ける必要があります。
ちなみに、立ちポーズのアカニンジャ―超絶フィギュアはライオン頭部とボディの隙間に収納スペースがあり、そこに挟み込んでおくように説明書でも指示されていて、地味に紛失対策が講じられていて感心です。

最後に、ミニプラシュリケンジンとバイソンキングとの3体合体でハオーシュリケンジンが完成します。正直、ライオンハオーがここまで巨大で高額な食玩になってしまった原因は、このハオーシュリケンジンを再現できる事への代償とも言えるかもしれません。

昔のミニプラ(90年代)では母艦系の超巨大ロボがミニプラとして発売される時はサイズが縮小されて、代わりに連動用のミニサイズ1号ロボなどが付属する、といった手法が定番でした。
しかし、デカレンジャーのデカベースを最後にそういった縮小化販売方式は見なくなり、最近では無理矢理でも分割して巨大サイズのロボをミニプラでも出すよう努力している姿勢が見受けられます。


で、このミニプラ・ライオンハオーの評価ですが、昨年のハイパーレッシャテイオーと比較すると更に値段が500円上がってしまったものの、合体機構などは完全再現でされ、食玩史上でも圧倒的サイズ感を体験できます。
ライオンハオーのデザインやギミックなどを見ても、昨年と違ってロボ3体が余剰無しで合体できている点は評価でき、ハオーシュリケンジンのデザインも懐かしの「究極大獣神」のようなゴテゴテしてるけどなんか凄そうという迫力が感じられて個人的にはアリかなと思います。


*さて、ところでこのライオンハオーですが、シュリケンジンはあくまで乗り込んでいるだけなので別に他のロボでも乗れるんじゃないか?と誰もが考えると思います。
そんなわけで今回は別の記事でちょっとしたおまけ企画を掲載します。

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