忍びなれども忍ばないロボ達
2015年2月16日 玩具
すっかりご無沙汰しておりました。今年1発目の不定期玩具レビューは先日発売されたばかりの最新作「手裏剣戦隊ニンニンジャー」の1号ロボDXシュリケンジンです。
シュリケンジャー自体が色々と開き直ってる作品なだけに、私も写真1枚目から意表を突いて歴代忍者戦隊ロボと並べてみます!「忍者戦隊カクレンジャー」の無敵将軍、「忍風戦隊ハリケンジャー」の旋風神、そして中央が今年のシュリケンジンです。
無敵将軍はみたまんま箱体型でお城モチーフ+ゴッドマーズのリメイク(多分)、旋風神は空(鷹)+陸(ライオン)+海(イルカ)というライブマンと同じモチーフとカラクリメカ、というデザインコンセプトだと思われますが、シュリケンジンは「神輿」+パワーローダーというなかなか面白い組み合わせです。和風デザインを用いながらも、今までの忍者ロボの中で一番ゴテゴテしていますね。
続いて分離マシン形態(写真2)。シノビマル(忍者)、ワンマル(犬)は良いとして、ドラゴマル(ドラゴン)、ダンプマル(ダンプ)、ビュンマル(リニアモーターカー)の3体はもはや忍者関係なし!しかも、なんだこの統一感の無さ!だがそれが良い!
何故なら、1号ロボの時点でここまでモチーフがフリーダムだと、後続メカのモチーフに縛りが生まれ辛く、より自由に設計できるからです!
というのも、昨年度の烈車戦隊トッキュウジャーのロボは(玩具展開に限っての話で)、序盤こそ列車デザインを上手くメカに取り込んでいたと思いましたが、後半になればなるほど「列車」というモチーフ自体にデザインの自由度が縛られてしまったように思えます。
色々なデザインで5体合体、というだけで終わらないのが今回のシュリケンジンの良い所で、ブルーのドラゴマルとコアを入れ替えることでシュリケンジンドラゴへと変形することもできます。この場合、ちゃんとシノビマルが代わりの腕になっているのが素晴らしいですね。
また、頭部になるオトモ忍手裏剣にはシュリケンジンの顔が描かれていますが、シュリケンジンドラゴではこの顔を畳むことでドラゴンの下顎になるのが成程!と感心しました。
デザインや合体ギミックだけでもかなり練られて作り込まれている印象ですが、更にシュリケンコア自体が音声ユニットを内蔵している為、仮面ライダー鎧武の「ロックシード」のように付け替えて遊べたり、DXキョウリュウジンのような賑やかな音声が楽しめる、まさに今までの戦隊ロボの良いとこ取りの玩具だと言えるでしょう。
纏まったデザインのロボが好きな人からは評価が分かれそうな気がしますが、ゴテゴテ合体大好き派の私としては、1号ロボの段階ではかなり好評価です。
今後の追加武装にも期待せずにはいられない、楽しみな1年になりそうです。
ニンニンジャー本編の放送を期待して待ちましょう!
シュリケンジャー自体が色々と開き直ってる作品なだけに、私も写真1枚目から意表を突いて歴代忍者戦隊ロボと並べてみます!「忍者戦隊カクレンジャー」の無敵将軍、「忍風戦隊ハリケンジャー」の旋風神、そして中央が今年のシュリケンジンです。
無敵将軍はみたまんま箱体型でお城モチーフ+ゴッドマーズのリメイク(多分)、旋風神は空(鷹)+陸(ライオン)+海(イルカ)というライブマンと同じモチーフとカラクリメカ、というデザインコンセプトだと思われますが、シュリケンジンは「神輿」+パワーローダーというなかなか面白い組み合わせです。和風デザインを用いながらも、今までの忍者ロボの中で一番ゴテゴテしていますね。
続いて分離マシン形態(写真2)。シノビマル(忍者)、ワンマル(犬)は良いとして、ドラゴマル(ドラゴン)、ダンプマル(ダンプ)、ビュンマル(リニアモーターカー)の3体はもはや忍者関係なし!しかも、なんだこの統一感の無さ!だがそれが良い!
何故なら、1号ロボの時点でここまでモチーフがフリーダムだと、後続メカのモチーフに縛りが生まれ辛く、より自由に設計できるからです!
というのも、昨年度の烈車戦隊トッキュウジャーのロボは(玩具展開に限っての話で)、序盤こそ列車デザインを上手くメカに取り込んでいたと思いましたが、後半になればなるほど「列車」というモチーフ自体にデザインの自由度が縛られてしまったように思えます。
色々なデザインで5体合体、というだけで終わらないのが今回のシュリケンジンの良い所で、ブルーのドラゴマルとコアを入れ替えることでシュリケンジンドラゴへと変形することもできます。この場合、ちゃんとシノビマルが代わりの腕になっているのが素晴らしいですね。
また、頭部になるオトモ忍手裏剣にはシュリケンジンの顔が描かれていますが、シュリケンジンドラゴではこの顔を畳むことでドラゴンの下顎になるのが成程!と感心しました。
デザインや合体ギミックだけでもかなり練られて作り込まれている印象ですが、更にシュリケンコア自体が音声ユニットを内蔵している為、仮面ライダー鎧武の「ロックシード」のように付け替えて遊べたり、DXキョウリュウジンのような賑やかな音声が楽しめる、まさに今までの戦隊ロボの良いとこ取りの玩具だと言えるでしょう。
纏まったデザインのロボが好きな人からは評価が分かれそうな気がしますが、ゴテゴテ合体大好き派の私としては、1号ロボの段階ではかなり好評価です。
今後の追加武装にも期待せずにはいられない、楽しみな1年になりそうです。
ニンニンジャー本編の放送を期待して待ちましょう!
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