2014年アナログゲーム総括
2015年1月3日 ゲーム コメント (2)
2014年は珍しい程にTVゲームを買わなかった年でした。まともに発売前から期待して購入したのは「スマブラ」「モンハン4G」「ポケモン」だけ。逆に2014年に良く遊んだのは非電源で複数人で遊べるアナログゲームでした。
今回はその中でも特に面白かったものを振り返っていきたいと思います。
第3位 「スマッシュアップ」
以前の日記でも取り上げましたが、予め構築された8種類のハーフデッキから2つを選んで混ぜ合わせて、ゲームを行うという簡易デッキ構築型ゲーム。
実際に遊んでみての感想なのですが、この「8種類のデッキから2種類を選んでブレンドする」というアイデア自体はかなり良く、時間が掛かってしまうドラフトなどの手間が短縮されてスムーズにゲームがスタートできました。
が、どうもその8種類のデッキのパワーバランスが上手く取れていないと感じられました。特に「魔法使い」がカードゲームにおけるドローや山札操作に特化していて、どの種族と組んでも強いという事態になりがちでした。
もう一つ問題点を挙げると、永続的に効果を及ぼすカードが多く残り過ぎて、場がゴチャゴチャし過ぎてしまうという点でしょうか。MTGや遊戯王で例えると、エンチャント(クリーチャー)や装備魔法カードが5個~6個も常に場にあるような状況です。攻めるにしても守るにしても、確認が多過ぎて疲れます。
問題点もあるものの、トレーディングカードゲームに限りなく近い戦略性と、ドラフトの毎回違うデッキが作れる即興性をうまい具合に取り入れたゲームだったと思いました。
第2位 「カルカソンヌ」
こちらはまだ記事として取り上げた事はないゲームですが、世界的に非常に有名なゲームなので今更取り上げるまでもないかもしれません。マップを繋ぎ合わせて、そこにコマを配置しておくことで、町などが完成した際にそのパネル分の点数が入手でき、その点数で順位を競う、というのが基本ルールです。
試しに友人宅で遊んでみた結果なのですが、こんな感じのマップになりました(写真2参照)。実はこのゲームは「いかに対戦相手の街作りを妨害するか」よりも、お互いに協調し合って得点を得ていくか、が重要になってくるのが面白いと思ったところでした。
例えば、A君B君が完成寸前の町があったとして、このゲームは後半になると駒が足りなくなりがちなので、A君がB君にこう持ちかけるわけです。「B君、この町を完成させれば俺と君、お互いに得点を得られて、駒も戻って来る。お互いの利益になると思うんだけどどうかな?」と。
通常のボードゲームでは妨害合戦や、心理の読み合いになりがちなだけに、お互いの利益の為に協力したりできるゲームシステムはかなり上手く作られていると感心しました。ゲームの雰囲気自体もほのぼのとしていて良い点でした。
最後、第1位は…「あのゲーム」でした。
つづく
今回はその中でも特に面白かったものを振り返っていきたいと思います。
第3位 「スマッシュアップ」
以前の日記でも取り上げましたが、予め構築された8種類のハーフデッキから2つを選んで混ぜ合わせて、ゲームを行うという簡易デッキ構築型ゲーム。
実際に遊んでみての感想なのですが、この「8種類のデッキから2種類を選んでブレンドする」というアイデア自体はかなり良く、時間が掛かってしまうドラフトなどの手間が短縮されてスムーズにゲームがスタートできました。
が、どうもその8種類のデッキのパワーバランスが上手く取れていないと感じられました。特に「魔法使い」がカードゲームにおけるドローや山札操作に特化していて、どの種族と組んでも強いという事態になりがちでした。
もう一つ問題点を挙げると、永続的に効果を及ぼすカードが多く残り過ぎて、場がゴチャゴチャし過ぎてしまうという点でしょうか。MTGや遊戯王で例えると、エンチャント(クリーチャー)や装備魔法カードが5個~6個も常に場にあるような状況です。攻めるにしても守るにしても、確認が多過ぎて疲れます。
問題点もあるものの、トレーディングカードゲームに限りなく近い戦略性と、ドラフトの毎回違うデッキが作れる即興性をうまい具合に取り入れたゲームだったと思いました。
第2位 「カルカソンヌ」
こちらはまだ記事として取り上げた事はないゲームですが、世界的に非常に有名なゲームなので今更取り上げるまでもないかもしれません。マップを繋ぎ合わせて、そこにコマを配置しておくことで、町などが完成した際にそのパネル分の点数が入手でき、その点数で順位を競う、というのが基本ルールです。
試しに友人宅で遊んでみた結果なのですが、こんな感じのマップになりました(写真2参照)。実はこのゲームは「いかに対戦相手の街作りを妨害するか」よりも、お互いに協調し合って得点を得ていくか、が重要になってくるのが面白いと思ったところでした。
例えば、A君B君が完成寸前の町があったとして、このゲームは後半になると駒が足りなくなりがちなので、A君がB君にこう持ちかけるわけです。「B君、この町を完成させれば俺と君、お互いに得点を得られて、駒も戻って来る。お互いの利益になると思うんだけどどうかな?」と。
通常のボードゲームでは妨害合戦や、心理の読み合いになりがちなだけに、お互いの利益の為に協力したりできるゲームシステムはかなり上手く作られていると感心しました。ゲームの雰囲気自体もほのぼのとしていて良い点でした。
最後、第1位は…「あのゲーム」でした。
つづく
コメント
1位のゲームは主観以外に友人と同僚からの支持が高かったので、TCGの合間の息抜きなどにオススメです