レガシードラゴンゾード(その2)
レガシードラゴンゾード(その2)
不定期玩具レビューの続きです。

レガシードラゴンゾード(以下ドラゴンシーザー)は、レガシーメガゾード(以下大獣神)と組み合わせて、2パターンの合体を再現することができます。

第1の合体が、戦隊初の組み換え変形方式を採用した、剛龍神(写真1)。大獣神がティラノサウルスを中心に5体合体しているのに対して、こちらはドラゴンシーザーを中心にして、サーベルタイガー、トリケラトプス、ジュウマンモスが合体している形態です。

武器のドラゴンアントラーはドラゴンシーザーの尻尾と胸のパーツを組み合わせたものに、専用のスタンドを取り付けて完成します。
ドラゴンアントラーは、旧DX版でもかなりの大きさで、数ある戦隊ロボの武器の中でも最大クラスのものでしたが、レガシー版では尻尾の巨大化にともない、とんでもない大きさになっています。


第2の合体が、大獣神にドラゴンシーザーをそのまま合体させた、獣帝大樹神(写真2)です。通常の戦隊ロボのフォーマットで言えば、1号ロボと2号ロボが合体して完成するスーパー合体ロボに相当します。

獣帝大獣神は劇中においての登場回数が極端に少なく、その理由がスーツの肩上部があまりにも重すぎた為だった、という話は比較的有名です。

なんと今回のレガシー版はそんなところまで再現(!?)しています。それもそのはず、大獣神の上に覆いかぶさるドラゴンシーザーの各部が金属パーツ化した為、その負荷が更に増すことになったのです。

大獣神もレガシー版では一部金属パーツを使用しているとは言え、足の接続ジョイントは普通のプラスチック製なので、特にそこに負荷が集中してしまう形になり、まともに立たせようとすると重力に負けて、少し前のめりな体制の獣帝大獣神になってしまう程です。


また、合体のジョイント自体もクリアランスがかなりシビアで、DX版のようにすんなり合体できないところがこのレガシードラゴンゾード唯一の難点と言えるかもしれません。
それでも、ギミック再現をしつつ、豪華な合金仕様のリメイクを出してくれた事自体が喜ばしい事ですから、ジュウレンジャー世代の方には是非お勧めです!



さて、ここまで書いて、ジュウレンジャーファンの方なら「あれ、キングブラキオンは無いの?」と思われるかもしれません。…実はあるんです。
どうやらレガシーシリーズ第3弾として「レガシータイタヌス」というものが、海外では発売されたようです。こちらも超合金仕様の豪華版のようですが、現段階ではごく一部のお店でしか輸入されておらず、非常に高価です。

もう少し値段が落ち着いたら、チャンスさえあればなんとかしてレガシータイタヌスも欲しいところです!来年辺りに入手できたら、改めてレビューするかもしれません。

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