TRPGリプレイ（？）日記

先日、先輩宅で人生初のＴＲＰＧというものを体験してきたので記憶が鮮明なうちに日記に書いておこうとおもいます。


まず、今回遊んだのはソード・ワールドという世界観に基づいた物なんだそうです。ソードワールドはわからないけど、先輩曰く「ロードス島戦記知ってるだろ？あれと世界観共通してんだよ」と言われてなんとなく理解。

実は以前キャラメイキングだけは済ませていたので、今回はそれに更に背景ストーリーなどを盛り込む事に。

ちなみに俺のキャラは割と平均的なステータスの人間の傭兵。今回はそこに「とある国で革命軍に参戦していて、裏切られて革命が失敗して逃げ延び、今回の冒険の地へと辿り着いた」という設定を付け加えることにしました。

一緒に参戦する同僚のＳ君のキャラは魔術師型女エルフ。森の長老から命を受けて、世界を冒険しているという設定。

そんなわけで先輩がゲーム・マスター、俺とＳ君でロールプレイをしていくに。

今回のシナリオはメインクエストが親子の旅路の護衛という内容で、本当にＴＲＰＧ初心者の為のチュートリアル的な内容であった。先輩が作ったシナリオなのでところどころ笑かしに来る展開もあり、モンスターに襲われてハラハラする展開あり、巨大なドラゴンの謎を解き明かすかもしれない探検要素ありで、計６時間近く掛かりましたが、とても楽しくロールプレイを進めることができたと思います。

ＴＲＰＧは実際やってみる前は、バトルシステムにばかり目が行きがちでどんな風に戦闘するのかってことばかり考えていましたが、実際にやってみると戦闘よりも、移動中の危険察知で2Ｄ（６面ダイス２個を）振った時の結果のほうが、今後どういう展開になるのか読めずにワクワクしました。

時間は掛かるけど、多人数で集まって一緒に超自由度が高いドラクエを遊べる、と考えるとＴＲＰＧって凄く面白いんだなぁと思いました。それと同時に、ドラゴンクエストなどの初期のＲＰＧゲームはこうしたＴＲＰＧの複雑な数式計算を自動で行うという趣旨で作られていたんだな、と気が付きました。

今でこそファイナルファンタジーやらドラクエはゲームシステムそのものよりもシナリオが評価の対象になったり、映像表現にばかり主眼が置かれていますが、ＲＰＧの基本ってやはり自分がゲーム内の登場人物になりきる事なんだなぁとしみじみ思いました。



* ついでに、ＴＲＰＧ終わった後に以前購入したゴキブリポーカーも遊んでみましたが、こちらも心理戦が面白くて先輩とＳ君共に大ハマりしてくれて満足。ホントにアナログゲーム三昧の良い一日でした。