youtubeとニコニコ動画の特撮チャンネルのお蔭で、近年はやたら特撮を見る機会が多いのですが、ただ単に見て流すだけだと自分の為にもならないので、自分の中で整理してみて
1.具体的に何が(どこが)面白かったのか
2.それが何故面白かったのか?
という2点に絞って書いてみたいと思います。

今回は「星雲仮面マシンマン」。これを見始めた切っ掛けは仕事先の特撮好きの後輩が休憩時間にたまたまyoutube特撮chを開いてOPを一緒にみたからだったような。

このマシンマン、視聴してみて面白いと思った理由は「作風の明るさ」だと確信しています。正直、マシンマンのデザインはそこまでカッコいいとは感じないし(むしろダサカッコいい?)、ドルフィンなどのメカギミックもそこまで魅力的には感じなかったです。
ヒーロー番組としての販促面は置いといて、高瀬健の性格と、悪の組織テンタクルの仕掛ける妙にアホ臭い悪事、曽我町子さんが声優を務めるボールボーイが上手いこと噛み合ってコミカルに話が展開しているお蔭で、観ている側ものんびり安心して見られる明るい作風になっているのだと思いました。

主人公の高瀬健の性格は「爽やかで優しいお兄さん」で、実際に近所に居そうなくらい子供たちとの触れ合いの場面が絵になっていると思いました。

ほのぼのとした場面からいざテンタクルの悪事と対峙した時、後は変身の時に眼鏡をサッと外した時の凛々しさのギャップも面白さの理由の一つではないかと思います。

悪と対峙した時に瞬時にキリッとした顔になる人と言えば仮面ライダーBlackRXの南光太郎を連想してしまうのですが、あちらとまたちょっと違って、高瀬健はどちらからと言えばもう少し柔らかい・ソフトな「キリッ」とした表情の変化かな、と思いました。


明るい作風の作品は肩の力を抜いてのんびりと観ることができて、毎週観るモチベーションを維持しやすいというのも面白さの秘訣かもしれませんね。

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