ミニプラ・プチ改良講座
2012年3月27日 玩具
このブログは「ミニプラ」で検索して来られる方が非常に多いようなので、今回は自己流ミニプラ改良講座を書いてみます。
今回のテーマは「破損対策」。
ミニプラはあくまで食玩なので、安定した生産環境や統一された規格で量産されているガンダムのプラモデル等と違い、構造的に非常に脆い部分がどうしても生まれてしまいます。可動軸のある部分などが特にそうなのですが、それに加えて経年劣化によってプラスチックがさらに脆くなって、ある日ポッキリ…などという事が想定されます。
そんなわけで私が実際の経験に基づいた破損対策を2つ程紹介します。
まずは折れやすい構造の第1位Oリング状のパーツ。
写真1にサンプルを用意しましたが、ゴセイナイト(天装戦隊ゴセイジャー)の足の付け根やマジフェアリー(魔法戦隊マジレンジャー)の羽の付け根が破損してしまいました。プラスチックが丸くなっているだけなので非常に割れやすい上に、この部分は可動させる率が高く、負荷も大きい為に破損したのでしょう。
こういう部分は折れる前からプラスチックを薄く切って、蓋のように張り付けるのが理想的ではないかと思います。こうするとOリングパーツの剛性が高まり、折れにくくなるはずです。
最新作のゴーバスターエースのアニマルモード時の足の部分辺りもこのリングパーツなので、他のパーツと干渉しない程度に補強しておくと、数年後を考えると良い選択になるかもしれません。
続いて折れやすいのが「ボールジョイント」。
純粋なボールジョイントは近年あまり見なくなりましたが、多少前のミニプラですと股関節がボールジョイントだけの構造というものが非常に多いです。
このボールジョイントというものも非常に厄介で、ポーズなどが付け易い反面、劣化してプラプラになりやすく、その度に接着剤などを数滴たらして関節を硬くしなければなりません。
しかし、関節を硬くすると今度は動かす時に無理な力が掛かりやすく、ボールジョイントが折れてしまう可能性も出てきます。そんなわけで私がやっているのが写真2のパトストライカ―の股関節。
両側のボールジョイントを1mmピンバイスで貫通して真鍮線を通しています。ボールジョイントの内側を通すだけなので外見的に全く変化が無いので、手軽な改造としてはオススメだと思います。もっと太い物を通せばより強度は上がるので、これはまだ改良の余地があるかもしれませんね。
あとは手のパトアーマーの武器を持つ部分。こちらは細すぎて中に真鍮線を入れることはできないので逆の発想で、折れたプラスチックを接着せずに、金属製の棒をそのまま取り付けています。これで折れる可能性は0です。
塗装などのスキルももっと上達すれば紹介したいとこですが、まだ偽ゴーカイオーぐらいしかまともなフル改造などをやったことがないので、修行していくしかありませんね。
他にも面白い改良法などが見つかれば掲載していこうと思います。
今回のテーマは「破損対策」。
ミニプラはあくまで食玩なので、安定した生産環境や統一された規格で量産されているガンダムのプラモデル等と違い、構造的に非常に脆い部分がどうしても生まれてしまいます。可動軸のある部分などが特にそうなのですが、それに加えて経年劣化によってプラスチックがさらに脆くなって、ある日ポッキリ…などという事が想定されます。
そんなわけで私が実際の経験に基づいた破損対策を2つ程紹介します。
まずは折れやすい構造の第1位Oリング状のパーツ。
写真1にサンプルを用意しましたが、ゴセイナイト(天装戦隊ゴセイジャー)の足の付け根やマジフェアリー(魔法戦隊マジレンジャー)の羽の付け根が破損してしまいました。プラスチックが丸くなっているだけなので非常に割れやすい上に、この部分は可動させる率が高く、負荷も大きい為に破損したのでしょう。
こういう部分は折れる前からプラスチックを薄く切って、蓋のように張り付けるのが理想的ではないかと思います。こうするとOリングパーツの剛性が高まり、折れにくくなるはずです。
最新作のゴーバスターエースのアニマルモード時の足の部分辺りもこのリングパーツなので、他のパーツと干渉しない程度に補強しておくと、数年後を考えると良い選択になるかもしれません。
続いて折れやすいのが「ボールジョイント」。
純粋なボールジョイントは近年あまり見なくなりましたが、多少前のミニプラですと股関節がボールジョイントだけの構造というものが非常に多いです。
このボールジョイントというものも非常に厄介で、ポーズなどが付け易い反面、劣化してプラプラになりやすく、その度に接着剤などを数滴たらして関節を硬くしなければなりません。
しかし、関節を硬くすると今度は動かす時に無理な力が掛かりやすく、ボールジョイントが折れてしまう可能性も出てきます。そんなわけで私がやっているのが写真2のパトストライカ―の股関節。
両側のボールジョイントを1mmピンバイスで貫通して真鍮線を通しています。ボールジョイントの内側を通すだけなので外見的に全く変化が無いので、手軽な改造としてはオススメだと思います。もっと太い物を通せばより強度は上がるので、これはまだ改良の余地があるかもしれませんね。
あとは手のパトアーマーの武器を持つ部分。こちらは細すぎて中に真鍮線を入れることはできないので逆の発想で、折れたプラスチックを接着せずに、金属製の棒をそのまま取り付けています。これで折れる可能性は0です。
塗装などのスキルももっと上達すれば紹介したいとこですが、まだ偽ゴーカイオーぐらいしかまともなフル改造などをやったことがないので、修行していくしかありませんね。
他にも面白い改良法などが見つかれば掲載していこうと思います。
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