下からの煽りアングルが似合うロボ in 2012

今年もミニプラの季節がやってきました！
3月19日、堂々発売の新製品「ミニプラ・ゴーバスターエース」です。
基本フォーマットは例年通りで、300円一箱に組み立て式プラモデルと申し訳程度のラムネ1個入り。ゴーバスターエースは1箱ではとても入りきらないので2箱に分割されていて、Ａ箱とＢ箱の計600円で完成します。

ただ、戦隊のフォーマットからはやや外れているゴーバスターズのミニプラなだけに、商品展開自体は結構変則的です。例年なら1号ロボの「ゴーバスターオー」として3種まとめて発売されるかと予想されていましたが、今年は1号ロボ自体の登場が遅めなためにまずはエースだけが発売となりました。

でも、実はこれって悪いことばかりじゃなくてちゃんとメリットもあります。お菓子売り場にミニプラを買いに買いに来た子供の大半はレッドのマシンだけ買って貰うというパターンが非常に多いので、1弾では敢えて基本となるレッドのマシンであるエースを多めに販売し、2弾でイエローとブルーのマシンも交えて改めて3種同時発売、というほうが実際の需要には即した販売方法であるとも言えるかもしれません。


…などと真面目な事を語ってみましたが、どんな販売方式だろうと発売日に全種まとめ買いする自分にはあまり関係ないことではあるんですが。

まぁそれは置いておいて、ゴーバスターエースレビュー。まず箱を開けてパーツの細かさにビックリ！何この細かさ、そしてモールド。ボウケンジャーのミニプラもかなり細かいパーツが多かったですが、下手すると今回はそれ以上かもしれません。

特に凄いのがチダ・ニックさんがちゃんとモールドされていることか（写真1参照）。試しに細筆で塗ってみましたが、一応それっぽくなる辺りが凄いです。

チーターとエースのへの変形も完全再現なのは当たり前として、エースの全身可動もかなりもの。変形の都合でもあるけど、肩が二重関節＆ボールジョイントなので剣を両手持ちとか余裕です。

原作リスペクトってことで、巨大感演出の為に下からのアングルで撮影してみましたがメチャクチャカッコいいです。全体的に細身だけど、肩が大きかったりするお陰で弱々しく見えないのが上手いデザインですね。

あとは全身に未使用ジョイントが満載なのが今後の展開をあれこれ考えさせてくれてニヤニヤしてしまいます。特にゴーバスターオー合体時でも使用しなさそうな背中の3つの穴のジョイントがある辺り、なんかウイングみたいなメカでも背負うのかな？とかワクワクしてきます。

ゴーバスターズ本編共々、今年も一年間目が離せないミニプラの今後の展開に期待です。