今月21日についにDVD/Blu-ray化されて、劇場でのあの感動が忘れられずに思わず手に取ってしまいました。

わざわざサラウンドシステムを疑似的に再現できるヘッドホンセットまで揃えて準備万端していたものの、劇場でのあの感動には遠く及ばないだろう…
などと思っていたら大間違い。

やっぱりこの映画は神過ぎる…。今年観た映画の中でダントツ一番良かったのは当然のことながら、下手すれば今まで観てきた特撮系映画の中で最高傑作と言っても過言じゃない出来だと思います。

歴代34戦隊+@のヒーロー達が乱れ飛ぶ冒頭のレジェンド大戦や、ゴーカイジャー&ゴセイジャーが歴代33戦隊と戦う場面の迫力はまさに圧巻。さらにデンジブルー・青梅大五郎が玩具のダイデンジンを見て「こいつには、勇気と強さと悪を憎む心が詰まっている」という場面は、後の展開を知っているとデンジンマン観たことない世代の自分ですら涙が出てくるくらい名場面でした。

そして何より素晴らしいのが終盤の展開。ラスボスの猛攻で絶望的な状況の中、少年がお父さんから貰ったダイデンジンと、30代半ばのサラリーマンが大事にしていたバリブルーンが光を放ち、そして並び立つ33体の巨大ロボと2大飛行メカ!

持ち主が大切にしていた玩具が奇跡ので実体化して戦うという一連の流れにもはや自分の涙腺は崩壊して、終始泣きっぱなしでした。歴代戦隊作品でもキャラの死亡などによる感動的な場面で涙腺が緩むことは何度もありましたが、単に勢揃いしただけでここまで感動できたのは初めてです。

子供も、そのお父さんお母さんも、大きなお友達も、玩具コレクターも、同じ「スーパー戦隊」という価値観を共有できる素晴らしい良作です。特に公開が東関東大震災直後だった為か、「辛い時でも頑張って乗り切ろうぜ!」というメッセージ性が強く伝わってきて、観ていて元気が出てきます。観てない方は是非一度ご視聴を。

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