サラリーマンだって平和を守れるんだ!
サラリーマンだって平和を守れるんだ!
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10年くらい前に放送された「地球防衛企業ダイ・ガード」の主役ロボ、ダイ・ガードが10年の時を経てスーパーロボット超合金で発売されたので早速買ってきました。

昨年はメガハウスからリューパラディン・ロードゼファーが発売されて大喜びでしたが、まさかダイ・ガードまで立体化される日が来るとは…。マイナーなロボアニメでも立体化されるとは良い時代になったものです(しみじみ)。

で、このダイ・ガードですが、私も子供の頃に観ていた記憶こそあるもののそれはホントに薄らとしか記憶に残っておらず、全話視聴したのはつい数年前の事だったと思います。全話視聴してからの感想としては、大人になった今だからこそ観て良かったと思える作品だったと感じました。

何しろこのダイ・ガード、見た目こそいかにもスーパーロボットな風格が漂ってますが、アニメのタイトル通り「企業」(警備会社)の所有するロボであり、一度出動する毎に莫大な予算が必要で、ビルを壊せば始末書、(特に初期の)装甲は薄くて壊れやすく、現地で機械を使って組み立てる必要がある、というとんでもなくリアルな設定なのです。

敵も地球侵略を企む秘密結社とか、悪の宇宙人とか、人類滅亡を目的とした悪魔とかではなく自然現象(が具現化した怪獣のようなもの?)であり、ダイ・ガードが全然正義のヒーローロボに見えないのです。

空も飛べず、戦闘では良く壊れ、頻繁にエネルギー切れを起こし、あろうことか軍に接収されてしまったりする事もありました。もうとにかく涙が出る程に不遇で、現実的に弱い。しかし、大人になった今だからこそ、そんな泥臭いダイ・ガードがカッコ良く思えるのです。

子供の頃に男の子なら誰もが憧れるのスーパーロボに乗って敵をやっつける!という夢を大人になった主人公がクソ真面目に社会人として実現させて成長していくストーリーがとても面白い作品です。

ヨドバシでこの超合金ダイ・ガードを買おうとした時にも「ダイ・ガード?へー」みたいな感じで手に取るだけでスルーしていたサラリーマン風の方を見かけましたが、そんな方にこそむしろ観てほしいと思えます。

※写真3解説
ダイ・ガードはロケットパンチなんてものは装備しておりません。しかし主人公は熱血ロボオタなので(?)、片腕を投げつけるという暴挙にでます

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