地球防衛軍シリーズ最新作ということで昨年から楽しみにしていましたが、7/7に発売となったので早速買ってきました。

今回は地球防衛軍1~3を作ったサンドロット開発ではなく、海外のゲームメーカーが製作した海外版「地球防衛軍」なので正式なシリーズではなく、所謂「外伝」ものになるわけですが、その面白さは発売前のPVからしっかりと伝わってきていました。

まず一番進化したのはグラフィック。過去作に比べると圧倒的に綺麗になっていると思います。もちろん、防衛軍1~3のグラフィックも独特のチープさに味があったので悪くはなかったんですけどね。とにかく敵の昆虫が凄まじく気持ち悪く、動きもやたらヌルヌルしていて、まさにパニックSF映画の世界に放り出されたような感覚です。

海外版を日本向けにローカライズしたということもあって、音声などが日本語に吹き替えられていますが、これが何故か木曜洋画劇場っぽい雰囲気で、激しい戦場にも関わらずジョークも交えた軽い雰囲気になっています。

肝心のゲームシステムに関してはゲームそのものの基盤を完全に1から作っているので、今までの地球防衛軍のシステムをある程度踏襲しつつ、さらに進化しています。
特にキャラクターの動きに関してはもう完全に別物とも言える程で、単純に遠い地点に素早く移動できる「ダッシュ」や、残弾数に関係なくリロードできる「クイックリロード」、そして設置型兵器が2つの武器とは別枠で持てるようになり自分の意志で破壊することも可能になりました。

敵に関してもかなり変わっており、蟻や蜘蛛が襲ってくるのは同じですが、今までのシリーズでは一定数の敵がまとめて襲ってきて、それを倒すといった形式だったのが、今作だと敵がじわじわと増えてきて、それを倒していく、という風になってます。


あとは今のところ不満点としては1ミッション自体が長いことか。防衛軍1~3みたいに短いミッションが50ステージくらいあって、それが5段階の難易度に分かれているという形式のほうが、1ミッション辺りの時間が短くて済むのでサクっと遊べるのも地球防衛軍の魅力の1つだったんだけど・・・。
色々と進化した点もあるけど、不満点もあり、ある意味日本の防衛軍と同じく「すべてが完璧なゲームではない」という結論に至るのではないかと思うけど、そんなとこまでリスペクトせんでもいいのにw

賛否両論あるかと思いますが、これはあくまで外伝であり地球防衛軍シリーズ最新作の「4」はキチンとサンドロットが製作してるので安心できますね。むしろ、今作で評判が良かった点だけは「4」に活かしてほしいところです。

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