ミニプラ・ゴーカイオー

ついにゴーカイオーのミニプラが発売されたので早速買って来ました。気のせいか、最近は近場のコンビニの食玩を取り扱う規模が縮小してきているような気が・・・。

まぁそれはさておき、まず正式な商品名は「ミニプラ　海賊合体ゴーカイオー」で、１個\300で全５種類。ゴーカイガレオン、ゴーカイレーサー、ゴーカイジェット、ゴーカイマリン、ゴーカイトレーラーを全部集めることでゴーカイオーが完成するので実質\1500です。しかし、この\1500というのが実は例年に比べて若干割高です。

ここ数年のものと比較してみると・・・
2010年 天装合体 ゴセイグレート（５体合体）　全４種（ブリーとピンクのマシンが２つで１セット）　総額：\1200
2009年 侍合体 シンケンオー（５体合体）　全４種（イエローとピンクのマシンが２つで１セット）
　総額：\1200

例年では腕や足になるマシンがやや小さめなので２つで１セットとなっていることが多かったのですが、今年は各マシンが一律\300になっています。正直、ゴーカイジェットは単体としては特に小さめなのでマリンかレーサーとセットで良かったのではないかと思えてなりません。

もうひとつ気になるのはプラスチックの成型色。ゴセイグレートは赤・白・黒・黄色の４色成型、シンケンオーは赤、青、緑、白（灰色？）の４色成型だったので無塗装でもシールの貼り付ければある程度の色分けが出来たのですが、ゴーカイオーは赤・黒・白の３色しか使われていない為、シールで色分けしてもあまりカラフルに感じられません。

やはり細かいところに昨今の原油価格の高騰などの大人の事情が影響しているのではないかと疑ってしまいます。


さて、悪い点ばかりを挙げてしまいましたが、プラモデルとしてのクオリティ自体は例年通り良い出来です。基になっているDX玩具の変形合体やギミックなどを再現しつつ、ミニプラ独自の関節などを仕込み、DX版よりも自由度の高いポーズを取ることができます。また、プラモデルであることを活かしてデザインにも若干アレンジを加えて、メリハリの効いたカッコイイプロポーションになっています。

色々と不満点はあるものの、総合的な出来自体は良いので戦隊好きな人は是非。


＊ちなみに写真のゴーカイオーは塗装してあります。
流石に３色成型＋シールでは寂しかったもんで、珍しく塗装は素人ながら頑張ってみました。使ったのはガンダムマーカーの金と銀、タミヤの塗料の黒、缶スプレーの青と白。
特にゴーカイガレオンは金と黒塗料（マーカーでも可）でちょいと手を加えるだけでグンとかっこ良くなるのでオススメ。

ゴーカイマリンとジェットはスプレーで塗ろうと思ったら、下地が黒なせいか全然隠蔽出来ずに酷いことに・・・。これから塗装する方は事前にサフを吹いておくことを推奨します。