THE DEMON WAS DESTROYED

2010年11月7日ゲーム

ついに買ってしまいました。噂のマゾゲー。
正直、ＰＳ３買った理由の半分はこれが遊びたかったからなんです。
昨年からもの凄く評判が良いのは聞いていたのでいつかはやろうと思っていたものの、肝心のＰＳ３がなかなか購入機会に恵まれず、結局発売から１年半以上経ってしまいました。

発売元はＳＣＥですが、開発はフロムソフトウェア。勘の良い人は、もうこの会社の名前聞いた時点で大体どんなゲーム性なのかわかるっちゃわかるかも？このフロムという会社、メカのＣＧ作らせたら右に出るものは居ないというか、拘り過ぎて一般人には引かれる程の変態企業で、アーマードコアが有名。

で、そのフロムが作ったＡＲＰＧがこのデモンズソウルなんですが、わかりやすい例を挙げると、ゲームでは崖に落下防止の見えない壁とかが良くあるわけなんですが、フロムゲーはそんなものは当然無く、落ちたら即死がお約束。ＰＳ２初期のＲＰＧのエヴァーグレイスやった時もいきなり転落して驚きました…。

ゲーム内容に話を移しますが、基本は剣や魔法を使ってダンジョン内のモンスターを倒すだけ。装備なんかも当然あって、素材を集めてお金のようなコストで強化していくモンハンにかなり近い形式です。

ここまでは極々オーソドックスなＲＰＧなんですが、このゲームの最大の特徴は独特のオンライン要素です。

普通のオンラインゲームはパーティープレイが前提となっていて、待合ロビーやチャット機能があるのが当たり前です。しかし、デモンズの場合はそのあって当然のものがありません。そもそも、パーティープレイが前提にはなっておらず、一人で攻略することが前提で救済措置として協力プレーができる、というスタンスのようです。

フレンド登録機能もチャット機能も無く、ジェエスチャーで意思の疎通を行うだけなので一見すると凄く不便に思えるのですが、逆にこれは無駄な会話などは省いてゲームに没頭できるというメリットもあります。また、協力することによって生ずるデメリットはほとんど無いので気軽に知らない人と遊べるとも言えます。

イメージ的には「デモンズソウル」の世界の中でもがきながら、お互いにクリアを目指すため共闘する事が利益になる、という少し歪な見方もできるかもしれません。

ストーリーや挿入ムービーなどもあまり無く、各ステージもゲーム開始時にロードが入るだけで後はロード時間が全く無く広大なステージを移動できるのでストレスが貯まりません。
これは純粋にゲームに没頭できる非常に良い仕様だと感激しました。

難易度自体は高めなので特に序盤の慣れるまでがキツイので人を選ぶゲームだと言われるのも納得ですが、とりあえず１周目クリア目指して頑張ってみようと思います。